徳島文理大学香川キャンパス附属図書館「令和の典拠『万葉集』特別展示・続」(令和元年10月11日(金)~令和2年2月4日(火)、徳島文理大学香川キャンパス附属図書館 1階・創立110周年記念室)

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://kgw.bunri-u.ac.jp/nihon/exhibition_2019_2.html

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 徳島文理大学香川キャンパス附属図書館では、新元号「令和」の典拠となった『万葉集』の近世期の版本類を展示しています。
 今回は、本学で4月から8月に行った展示に、より遡った寛永本など2点を加えて内容をひろげたものであり、近世期『万葉集』の標準的存在であった寛永本と、その形態を継承しつつ進化する様相を伝える『万葉集旁註』『万葉和歌集校異』などの諸本を一覧できる展示となります。

Ⅰ.日時:令和元年10月11日(金)~令和2年2月4日(火)
     月~金 9:30~17:00
     土   9:30~13:00
     ※ 日曜 ・ 祝祭日・年末年始・1月18日(土)は休館
       ただし10月20日(日)は大学祭で16:00まで開館
     ※ 入場無料

Ⅱ.場所:徳島文理大学香川キャンパス附属図書館 1階・創立110周年記念室

Ⅲ.展示資料
1.『万葉和歌集 寛永本』 古活字附訓本 覆刻 【今回初展示】
   寛永二十(一六四三)年初刊
   版元 安田十兵衛
   構成 大本・二十巻二十冊
2.『万葉集旁註』 恵岳著 【今回初展示】
   寛政元(一七八九)年初刊
   版元 出雲寺文治郎
   構成 大本・二十巻二十冊
3.『万葉和歌集 校異』 橘経亮校訂・藤原以文再校
   文化二(一八〇五)年初刊
   版元 出雲寺文治郎
   構成 大本・二十巻二十冊
4.『万葉集略解』 橘千蔭著
   寛政八~文化九(一八一二)年初刊
   版元 永楽屋東四郎
   構成 大本・二十巻三十冊
5.『万葉集』 西本願寺旧蔵本(複製)
   書写年時 鎌倉時代後期(現存する最古の完本写本) 
   構成 大型鳥の子二十帖