新宿区立漱石山房記念館《特別展》漱石と鈴木三重吉 広島の加計正文との交流を軸に(2019年3月19日 ~ 2019年5月6日)

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
http://soseki-museum.jp/modules/exhibition/index.php?action=PageView&page_id=30

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開催期間 2019年3月19日 ~
2019年5月6日
開催時間 10時~18時(入館は17時30分まで)
会場 2階 展示資料室
休館日 3月25日、4月1、8、15、22日(月)

【鈴木三重吉は、東京帝国大学で夏目漱石の講義を聞き、漱石に深い敬愛の念を寄せていました。三重吉が大学休学中に郷里広島で書いた短篇「千鳥」は漱石に激賞され、小説家として歩みはじめます。ともに大学で漱石の教えを受け、のちに広島に戻った同郷の親友加計正文(かけ まさふみ)に宛てた三重吉の手紙には、漱石との交流や創作活動への思いが語られています。
 その後、三重吉は活動の場を小説から童話へと移し、大正7(1918)年に児童雑誌『赤い鳥』を創刊します。そこには、漱石山房につどった芥川龍之介・小宮豊隆・森田草平らも、三重吉の考えに賛同し作品を寄せています。
本展では、漱石から三重吉と加計に、三重吉から加計に宛てた手紙などを通して、小説家時代の三重吉に焦点をあてます。あわせて漱石ゆかりの作家たちや、三重吉が晩年住んだ新宿と関係が深い作家たちの『赤い鳥』掲載作品もご紹介します。】

ギャラリートーク( 担当学芸員による展示解説)
日時:3月23日・30日、4月13日・27日、5月4日の各土曜日 14時~(30分程度)
会場:漱石山房記念館2階展示室
申込:不要(観覧券が必要です)

「赤い鳥」朗読会
特別展に関連する作品の朗読をお楽しみください。
日時:3月23日、4月3日・27日の各土曜日 14時45分~15時30分
朗読:ふみのしおり(新宿歴史博物館ボランティアの会)
会場:漱石山房記念館地下1階講座室
申込:不要(先着70名)

記念講演会

1.「鈴木三重吉の文学的出発をめぐって」
日時:3月31日(日) 14時~16時
講師:中島国彦(早稲田大学名誉教授/日本近代文学館専務理事)
申込:3月17日(日)必着
2.「漱石山房と鈴木三重吉と『赤い鳥』」
日時:4月20日(土) 14時~16時
講師:宮川健郎(武蔵野大学文学部教授/大阪国際児童文学振興財団理事長)
申込:4月3日(水)必着
1.2.共通:
会場:漱石山房記念館 地下1階講座室
定員:70名(申込多数の場合は抽選)
料金:500円(特別展招待券付)