近畿大学文芸学部 シンポジウム「小説家 後藤明生と文芸学部の理念」(平成30年(2018年)9月29日(土)15:00~17:00、近畿大学東大阪キャンパス A館3階301教室)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.news2u.net/releases/162519

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【後藤明生は、平成元年(1989年)の本学文芸学部設立時に教授として就任し、平成5年(1993年)から平成11年(1999年)に急逝するまで学部長を務めました。
小説家としては、自らの内面を描くことを特徴とした「内向の世代」の一人とされ、没後20年となる現在も代表作「挟み撃ち」「壁の中」などが電子書籍化され、高く評価されています。
今回は、「後藤明生コレクション」の編集に携わり、かつ、文芸学部で教鞭をとった共通点がある3人の作家が、後藤明生の作品の特徴や面白さと、小説家としての思想が文芸学部設立の理念にどのように影響を与えたのかを語ります。】

■日  時:平成30年(2018年)9月29日(土)15:00~17:00
■場  所:近畿大学東大阪キャンパス A館3階301教室
      (東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:学生、一般の方(無料、事前申込不要)
■定  員:220人 ※満席の場合は、立ち見になる可能性がございます。
■お問合せ:近畿大学文芸学部事務部 TEL(06)4307-3061

【プロフィール】
いとう せいこう氏(元 近畿大学特任教授)
昭和36年(1961年)生まれ。東京都出身。
平成14年(2002年)から、平成24年(2012年)まで近畿大学に在職。
エッセイ・ルポルタージュ・演劇・コント・音楽・テレビタレントなど数え切れないほどのジャンルで活躍し、小説についても「ノーライフキング」でデビュー以降、現在まで話題作を発表し続けている。代表作「「想像ラジオ」「鼻に挟み撃ち」「見仏記」「ボタニカル・ライフ」など。最新作は「小説禁止令に賛同する」。

島田 雅彦氏(元 近畿大学文芸学部助教授)
昭和36年(1961年)生まれ。東京都出身。
平成10年(1998年)から、平成15年(2003年)まで近畿大学に在職。
デビュー作「優しいサヨクのための嬉遊曲」が話題になって以降、常に現代文学の最前線で活躍している。代表作「彼岸先生」「無限カノン三部作」「悪貨」「虚人の星」など。最新作は「カタストロフ・マニア」。現在は法政大学国際文化学部教授、芥川賞選考委員を務める。

近畿大学文芸学部 特任教授 奥泉 光
昭和31年(1956年)生まれ。山形県出身。
平成11年(1999年)から近畿大学文芸学部で小説の創作を指導している。また、いとうせいこう氏とのコンビで、漫談形式で小説を語る「文芸漫談」でも知られている。代表作「石の来歴」「神器」「シューマンの指」「東京自叙伝」など。最新作は「雪の階」。芥川賞選考委員を務める。

【関連リンク】
文芸学部文学科(日本文学専攻) 教授 奥泉 光(オクイズミ ヒカル)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1066-okuizumi-hikaru.html
関連URL:https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/