横浜開港資料館 平成30年度第1回企画展示「金属活字と明治の横浜 ~小宮山博史コレクションを中心に~」【内田明氏・宮坂弥代生氏・小宮山博史氏による関連講座あり】(2018年4月27日(金)~7月16日(月・祝))
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●公式サイトはこちら
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/news/index.html
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【19世紀ヨーロッパでの東洋学の発展と中国へのキリスト教布教を両輪として金属活字の明朝体が生まれ、その一部が上海の伝道会印刷所に集積されました。
近代的な活版印刷術を日本に導入しようと苦闘する元オランダ語通詞本木昌造は、任期を終えて帰国する伝道会印刷所の前館長ウィリアム・ギャンブルに技術の伝習を懇請します。要請に応じたギャンブルは明治2(1869)年11月長崎に渡り、4ヶ月間にわたって活版印刷術と活字製法を教授します。それまでの木版印刷にくらべ、活版印刷ははるかに多くの情報を短時間でかつ広範囲に伝えることが可能となり、日本の近代化を支えていきます。
長崎に伝わった活版印刷と金属活字は、明治3年の末には早くも横浜に伝わり、活字による印刷物が作られています。明治後半になると、人口の増加による印刷需要の拡大、印刷機材の改良とあいまって、さまざまな印刷物が刊行され、活版印刷は広く一般に浸透していきました。
本展示は活字書体史研究家小宮山博史氏のコレクションを中心に、日本の近代化の原動力となった明朝体活字について、ヨーロッパでの誕生から日本への伝播、そして横浜における普及の歴史を明らかにします。】
2018年4月27日(金)~7月16日(月・祝)
●展示ガイド販売のご案内
『金属活字と明治の横浜 資料(原寸大)』
500円+税
A4判・16頁(平成30年4月)
①展示関連講座『活版印刷と横浜』
【日程】
第1回 5月26日(土)「活字と活字見本帳が語るもの」
講師:内田明氏(近代日本語活字史研究者)
第2回 6月9日(土)「印刷史のなかの美華書館-日本とのかかわり」
講師:宮坂弥代生氏(明治学院大学非常勤講師)
第3回 6月23日(土)「日本活版印刷史の夜明け-上海のヘボンと吟香」
講師:小宮山博史氏(活字書体史研究家)
【会場】横浜開港資料館 講堂
【時間】各回とも14:00~16:00
【受講料】500円/回
【募集人数】80名(応募多数の場合は抽選)
【申込方法】往復はがきに、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・参加希望講座回(複数記載可)を記入の上、下記の住所にお送り下さい。
はがき1枚につき1名様のみの申込みです。
〒231-0021 横浜市中区日本大通3 横浜開港資料館 活字展講座係
(文面が消えてしまう恐れがありますので、消せるボールペンでの記載はご遠慮ください)
【締切】5月15日(火)必着