総合研究大学院大学 平成30年度春季入学式 学長祝辞「研究の楽しさと責任について」(総合研究大学院大学長 長谷川 眞理子氏)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

【研究の楽しさと責任について

春は、送り出しと迎え入れの季節です。つい先日、3月23日には本学の学位授与式を行い、53名の新しい博士号取得者を送り出しました。本日は、これから博士号のための研究を始めようとされるみなさんをお迎えする日です。今日は76人の新入生を迎えることになりました。総研大へのご入学、まことにおめでとうございます。
今、みなさんは新しい出発点に立っています。これからの5年間、または3年間を研究と論文執筆に専念するということは、前途多難なことではありますが、また、楽しい期待に満ちたものでもあります。研究とは、自らの手法によって何かを明らかにしたいという好奇心のもと、これまでは誰にも知られていなかった知識をつけ加える作業です。これを実行するには、さまざまな困難がつきまといます。そう簡単に自分の手で新しい知識をつけ加えることはできません。しかし、これは大変楽しい作業です。研究者は研究をしたくて研究者になっているのであり、困難に直面することも含め、研究の過程をつねに楽しいと思うものです。】
続きは以下より。総合研究大学院大学。
https://www.soken.ac.jp/news/43650/