国文学研究資料館が開始する新たなプロジェクト「ないじぇる芸術共創ラボ」のサイトが公開。同プロジェクトで、古典を専門家としてナビゲートする「古典インタプリタ」には、国文学研究資料館特任助教の有澤知世氏が就任。Facebookも公開に。
Tweet●公式サイト
http://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/index.html
●Facebook
https://www.facebook.com/nijlartsinitiative/
なかなか一言で言いあらわすのが難しいプロジェクトですが、国文学研究資料館の新たな取り組みです。
詳しくはサイトをご覧いただくのが一番はやいですが、館長と有澤知世氏の対談から以下を引いておきたいと思います。
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キャンベル:「ないじぇる芸術共創ラボ」が、今後どう育っていけばいいって思いますか。
有澤: 一番大きな願いは、やはり今まであまり古典の世界に関心がない、ちょっと苦手意識を持っていたけれど、実は面白いかもしれないと心を動かしてくださる方が増えればいいなと思っています。古典を学ぶ、それを読むということは、単なる知識を得るというように捉えがちであるなということが、日ごろから残念に思えていました。たとえば、お料理、装い、しつらいの中に見立てという仕掛けがあります。それをいろんな方がいろいろな場面で楽しんでいます。それと古典の世界は全く無関係ではないですし、それを知っていれば知っているほど、日常が楽しくなると思っています。
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以上のような思いに支えられた取り組みです。今後の展開が楽しみです。
○「ないじぇる芸術共創ラボ」について
http://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/about/index.html
○参加アーティスト・トランスレーター
川上 弘美(小説家)、長塚 圭史(劇作家、演出家、俳優)、山村 浩二(アニメーション作家)、ピーター・マクミラン(翻訳家)
http://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/artist/index.html
○記者発表・座談会
http://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/symposium/index.html
○館長と古典インタプリタの対談
http://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/talk/index.html
○お知らせ
http://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/introduction/index.html