兼岡 理恵『風土記の歴史: 人びとがつむぐ地域のすがた (歴史文化ライブラリー 635)』(吉川弘文館)
兼岡 理恵氏より頂きました。
奈良時代に日本各地で作成され、出雲・常陸・播磨・豊後・肥前の5ヵ国が伝わる風土記(ふどき)。地名や物産・伝承など、収載内容から編纂背景や特徴を探る。『万葉集』などの解釈や寺社縁起に利用された中世から、江戸時代における再発見と研究の発展と出版、明治以降の民俗学などへの活用を経て現代まで、約1300年にわたる歴史を辿りその魅力に迫る。
【目次】
「風土記」への誤解―プロローグ
風土記をつくる―古代の地方とことば―
風土記ができるまで
風土記撰進官命をよみとく―地域の「現在」と「過去」
編纂者の視点
国司の風土記利用
風土記をつかう―中世の歌と引用―
歌の世界における風土記
注釈、縁起における風土記利用
風土記をよむ―近世の学問と出版―
風土記、「再発見」
風土記「研究」のはじまり
「風土記は、いとたふたき物なるに...」―本居宣長と風土記
風土記の出版―それぞれの背景
「こよなき宝のふみ也けり」―栗田寛の風土記研究
風土記をひろげる―近代の文学史と郷土の中で―
明治期「日本文学史」における風土記評価
郷土・民俗学と風土記
「郷土愛」と風土記
風土記をつなぐ―エピローグ
あとがき
参考文献
風土記関連年表


















































































