第140回国語語彙史研究会(2026年4月25日(土)13:30~17:00過ぎ、オンライン開催)※要申込
第140回国語語彙史研究会
日時 2026年4月25日(土) 13:30~17:00過ぎ
場所 Zoomミーティングによるオンライン開催
内容
1.服部一宏氏(名古屋大学大学院)
【題目】文部省(1926-28)「漢語整理案」の同音漢字による書き換え
―辞書記述と雑誌『太陽』の用例を参照して―
【要旨】文部省臨時国語調査会(1926-28)「漢語整理案」に示された同音漢字書き換え112語を調査した。日本語歴史コーパス(CHJ)『太陽』の用例と大正期の複数の漢和辞典の字義記述を参照した結果、大半の語で書き換え前後の表記が当時併用されていたことが確認された。そこには同語の異表記にとどまらず同音の類義語も含まれており、表記と語彙とが複雑に連関した大正・昭和初期の漢字漢語使用の様相が明らかとなった。
2.櫛橋比早子氏(日本工業大学)
【題目】非限定の程度表現 -「無窮」から「無限」へ
【要旨】程度表現はスケールに基づいて表現されるが、全容を認識しきれない、スケールから外れる表現も存在する。範囲が限定されない「無限」である。明治期に哲学や数学の用語として「infinite」「infinity」が「無窮(の)」「無限(の)」と翻訳された。「無窮」が優勢であったが、間もなく「無限」が多く使用されるようになる。本発表では「無限」および「無限」に関わる表現を考察し、用法を明らかにする。
3.川瀬卓氏(白百合女子大学)
【題目】狂言台本における連体詞「ここな」とその感動詞的用法
【要旨】大蔵流虎明本狂言台本では、コ系の指示詞である「ここな」を含む名詞句による呼びかけや(「やいここなもの、そこのけ」)、「ここな」が名詞を伴わずに驚きを表す感動詞的な使用が見られる(「いやここな、あににまでつひた」)。本発表は、狂
言諸台本、およびそれ以外の文献を資料として、ソ系の「そこな」との比較も行いつつ、連体詞「ここな」の待遇度の低下や表現の固定化を示す。
備考 参加無料。
参加ご希望の方は、下記のフォームにて4月22日(水)までにご登録ください。
https://forms.gle/ZpmCppwqJPb3WXn18
連絡先 dabancimu◆nifty.com ◆を@に変えてください。
ホームページ https://uwazura.perma.jp/goishi/














































































