伝承文学研究会:第495回東京例会 (2024年5月25日(土) 14:00〜、國學院大學渋谷キャンパス 若木タワー5階・0507演習室+Zoom)※Zoom要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://densyouken.exblog.jp/30196815/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

日時:2024年5月25日(土) 14:00より
会場:國學院大學渋谷キャンパス
   若木タワー5階・0507演習室
内容:
《輪講》
『直談因縁集』巻6-14話「邪見ノ父、子ニ鮎ヲ与ヘヌ事」
       伊藤 慎吾 氏

《研究発表》
題目:『百鬼夜行絵巻』の成立をめぐって
       名倉 ミサ子 氏
要旨:妖怪の行列を描く真珠庵本『百鬼夜行絵巻』には文字や文字資料が見当たらず、妖怪の意味や絵巻の意図をはじめとして定説と言われるものがない。絵の考察によると、行列の構成は舞楽四箇法要の次第を模しており僧や稚児が妖怪として表現されている可能性など濃い仏教色と共に、当代の文化との親和性がうかがわれる。真珠庵本に見えるこれらの特徴と併せてその成立について考えたい。