立命館大学日本文学会 第161回研究例会(2022年4月10日(日)14:00~、zoomミーティング)※会員外要申し込み
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日 時:4月10日(日)14:00~
発表形式:zoomミーティングを用いたオンライン形式
***** 題目・要旨 *****
◆『源氏物語』にみられる「絵」の遊戯性
本学学部生 四回生 西山直輝氏
『源氏物語』は他の物語文学の作品と比較して、「絵」という語彙の用例が多い作品であり、作者の物語絵に対する造詣の深さがうかがえる。『源氏物語』にみられる「絵」の用例は特に、若紫や浮舟に関連するものが多く、若紫の幼さや浮舟の才を象徴するものとなっている。本発表では、紫の上や浮舟にとっての絵の遊戯性について注目し、その類似性及び相違点を明らかにしたい。また、遊戯性を持つ「絵」の用例と、政治性を持つ「絵」の用例についても比較する。
*例会終了後、15:00~ 評議員会を行います。