お茶の水女子大学ジェンダー研究所:IGSセミナー「日本文学における父娘関係:欲望・暴力・支配・抵抗」(2021年7月8日(木)18:00〜19:30、ZOOM Webinar)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www2.igs.ocha.ac.jp/events/2021/06/20210708/
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。

日時:2021年7月8日(木)18:00〜19:30
オンライン開催(ZOOM Webinar)

文学において家族、とりわけ親子関係は、古来、洋の東西を問わず万国共通のテーマであり、父と息子、母と息子、父と娘、母と娘、嫁と姑の関係は繰り返し変奏されて物語の中に紡がれてきた。日本文学においても同様ではあるが、興味深いことに、父と娘の関係を描いた近現代文学は作品数も研究もその数において少ない傾向にある。この事実が意味することを考えつつ、日本の近代家父長制社会の中で沈黙させられてきた娘の存在は、家長である父との関係において、あるいは高度成長期以降の現代社会の父の不在という文脈において検討されるべき問題である。本セミナーでは、近現代日本文学における父と娘の関係をテーマに研究する2人の研究者に、日本文学における父娘関係について、欲望・暴力・支配・抵抗といった問題系を視野に報告いただき、参加者とともに議論を深めたい。


講師 レティツィア・グアリーニ(国際基督教大学助教)
菊地優美(お茶の水女子大学基幹研究院リサーチフェロー、日本大学他非常勤講師)

司会・討論 戸谷陽子(お茶の水女子大学教授・ジェンダー研究所長)

言語:日本語

要事前申込・登録制、参加無料