『古典は本当に必要なのか、否定論者と議論して本気で考えてみた。』難問と相対する白熱の全記録(HONZ・西野 智紀氏 2019年11月13日)

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小社刊、勝又基編『古典は本当に必要なのか、否定論者と議論して本気で考えてみた。』がHONZにて紹介されました。

【今年1月14日、ツイッターである話題がトレンドを席巻した。「#古典は本当に必要なのか」というハッシュタグに連なる論争である。震源は明星大学人文学部日本文学科が主催した同名シンポジウムだ。

この催しの趣旨は以下のとおりだ。2015年の文系学部廃止報道以降、日本の古典文学研究・教育は縮小の一途をたどっている。この危機に対して、古典(本書では主に古文・漢文を指す)の価値を訴える書物や討論は少なからず世に出てきたが、これらは守る側だけの論理で完結してしまっていたように思われる。つまり、否定論・不要論と正面から向き合ってこなかったのではないか。

そこで、肯定論者だけでなく否定論者もまじえて真剣に意見を交わすことによって初めて見えてくるものがあるはず。本書は、インターネットでも中継されたこの公開討論会の紙上再現に、終了後の会場アンケート結果、SNSでの反響、後日談としての総括を加えた白熱の全記録である。】
詳細は以下より。
https://honz.jp/articles/-/45442

●本書の詳細はこちら
文学通信
勝又基編『古典は本当に必要なのか、否定論者と議論して本気で考えてみた。』(文学通信)
ISBN978-4-909658-16-6 C0095
A5判・並製・220頁
定価:本体1,800円(税別)