異類の会:南方熊楠と鼠の文学史(第97回)(2019年11月30日(土)、新宿区若松地域センター 第2集会室B)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://bit.ly/2OhA2II

--------------------

南方熊楠と鼠の文学史(第97回)
日時:11月30日(土)17時30分~19時30分
会場:新宿区若松地域センター 第2集会室B


発表者:伊藤慎吾

タイトル:南方熊楠と鼠の文学史
要旨:
戦前の博物学者南方熊楠は十二支に関わる動物の一つとして鼠を調べ、「十二支考」の一編として論考をまとめた。
他の「十二支考」論考と同様に古今東西の文献を縦横に使いながら、本論でも鼠の諸相を考察している。
雑誌掲載を見送られたこの論考から、さらに派生した未発表・未定稿の草稿が数種残っている。
本発表では、鼠の文学史を概観しつつ、これら熊楠の鼠論考を整理し、日本文学史研究の視点からその意義を考えていきたい。