福岡市文学館企画展「草紅葉-久保猪之吉とより江」【①記念講演会・恒成美代子氏(歌人・現代歌人協会会員)11月17日(日)14時~ ②読書講座・全3回11月16日(土)12月1日(日)12月7日(土)各日14時〜 ※①②とも要申し込み】(令和元年11月8日(金)~12月15日(日)、福岡市総合図書館1階ギャラリー)

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展覧会・講演会・講座情報です。

●公式サイトはこちら

http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/events/detail/1405

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※記念講演会・読書講座の申し込みは、上記公式サイトをご確認ください。


今年度の企画展は歌人・俳人の久保猪之吉・より江の「短歌・俳句・小品」を取り上げながら、二人の生涯と文学活動について紹介いたします。
これまで猪之吉とより江の短歌活動については、ほとんど取り上げられることはありませんでした。二人の短歌を再評価するとともに、福岡における文学活動を中心に、ときに「夫婦」として、ときに「文学の仲間」として創作活動を続けた久保夫妻を多彩な角度から取り上げたいと思います。

会期  令和元年11月8日(金)~12月15日(日)
会場  福岡市総合図書館1階ギャラリー
観覧料 無料
主催  福岡市文学館(福岡市文学振興事業実行委員会・福岡市教育委員会)
後援  (公財)福岡市文化芸術振興財団


【企画展関連イベント】
● 企画展記念講演会 「久保猪之吉・より江の短歌」 (定員50名)
日時場所  11月17日(日)14時~15時30分 総合図書館3階第1会議室
講師    恒成 美代子氏(歌人・現代歌人協会会員)
内容    文学者夫婦として添い遂げた二人の短歌。福岡の文学サロンとしての猪之吉とより江の役割。
      長塚節との関わりをはじめとして、現代の夫婦歌人の歌にも話を拡げ、短歌の奥深さを語ります。

●読書講座「久保猪之吉・より江をよむ」(定員各40名)※1回のみの申し込み可。
【第一回】 「本に棲む猫たち」
日時場所  11月16日(土)14時~16時 総合図書館3階第2会議室
講師    大久保 京氏(書肆吾輩堂店主)
内容    洋の東西を問わず、昔から猫は文学者たちに愛されてきました。なぜ猫はこれほどまでに彼
      らに愛されるのか、その謎をいろいろな作品をとりあげつつ探りたいと思います。

【第二回】 「耳鼻咽喉科のパイオニア久保猪之吉と妻より江」
日時場所  12月 1日(日)14時~16時 総合図書館3階第1会議室
講師    柴田 浩一氏(医療法人浩仁会 耳鼻咽喉科柴田クリニック理事長)
内容    九州帝国大学耳鼻咽喉科初代教授として活躍し、また、与謝野夫婦や白蓮などの多くの文人
      に影響を与え九州文学界の礎を築いた久保猪之吉と妻より江について解説します。

【第三回】 「近角常観と文学者たち」
日時場所  12月 7日(土)14時~16時 総合図書館3階第2会議室
講師    岩田 文昭氏(大阪教育大学教授)
内容    真宗大谷派の僧・近角常観と久保猪之吉との関係を中心に、伊藤左千夫、嘉村礒多、宮沢賢治
      らの文学と宗教との関係を説明します。