奈良市:史料保存館企画展示 「絵図屋」でみる奈良町(2025年2月18日(火)~3月30日(日)、史料保存館展示室)

展覧会情報です。
●公式サイトはこちら
https://www.city.nara.lg.jp/site/bunkazai/221035.html
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
史料保存館企画展示 「絵図屋」でみる奈良町
奈良は、都が京都へ移った平安時代以後、寺社の都として栄え、貴族や僧侶の訪れる巡礼地の中心でした。江戸時代の前半ごろの奈良町は、奈良晒、酒、墨をはじめとする特産品の産業が盛んな町でした。江戸時代中ごろの東大寺の大仏開眼(元禄5年・1692)、大仏殿の再興(宝永6年・1709)をきっかけに、全国から奈良名所を大勢の人が訪れる観光の町へと姿を変えていきます。そのころから奈良の名所案内記などを出版し、明治・大正・昭和の初めと活動を続けたのが「絵図屋」筒井家です。今回の展示では、観光地としての奈良町について、史料保存館所蔵の「絵図屋」の名所絵図、案内記などから見ていきたいと思います。
期間
令和7年2月18日(火曜日)~令和7年3月30日(日曜日)
[休館]月曜日(祝日は開館)、2月25日(火曜日)、3月21日(金曜日)
時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場・入館料
奈良市脇戸町1-1 史料保存館展示室・無料
主な展示品
・南都名所記 元禄15年(1702)ごろ 版元不明
・大和名所記 明和6年(1769)井筒屋庄八
・ならめいしょゑづ 江戸時代 絵図屋庄八
・ならめいしょゑづ 明治14年(1881)筒井庄治郎
・明治新刻奈良細見図 明治22年(1889)筒井庄八
・奈良市街名区古跡図 明治27年(1894)筒井梅吉
展示解説
展示解説があります。史料保存館で期間中2回行います。申込は不要です。
2月26日(水曜日)午後1時半~
3月22日(土曜日)午後1時半~ 約30分の予定です。
展示関連イベント
奈良町にぎわいの家出張展示
「タイムトラベル奈良町
「「絵図屋」でみる奈良町」
(申込不要)
企画展示「「絵図屋」でみる奈良町」展の展示期間中に、奈良町にぎわいの家で、展示に関連した史料の一部を出張展示し、史料保存館の館員が史料の解説を行います。
日時:3月15日(土曜日)午後2時~4時
解説:午後2時から約30分
会場:奈良町にぎわいの家(奈良市中新屋町5) 史料保存館から東へ徒歩5分
費用:無料
後援 歴史街道