国文学研究資料館:DHデータ構築検討会「著作権保護対象資料を活用したオープンデータ化の道筋を拓く」(2024年12月19日(木)13:30~16:30、大会議室+Zoom)※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://lab.nijl.ac.jp/humanitiesthroughddps/2024/11/06/dhkentokai2024/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
日時 2024年12月19日(木)13:30~16:30(現地の開場は13:00)
場所 国文学研究資料館 大会議室(Zoomミーティングを使用したハイブリッド開催)
講師 北本 朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所教授)
演題 「著作性のある資料とオープン・クローズ戦略:『日本歴史地名大系』や『れきちず』の事例」
講師 数藤 雅彦(五常総合法律事務所弁護士)
演題 「人文系オープンデータ作成における法的課題」
※オンライン参加者には、後日、Zoomミーティングをメールにてお知らせします。
企画趣旨
DHの推進にあたっては、人文学研究で有用かつ基盤となる、地名・人名等のオープンデータの整備は、喫緊かつ重要な課題である。一般的に、それらのデータ作成にあたっては新しい研究成果を反映した資料を用いることが望ましい。しかし、新しい研究成果、つまりは著作権保護期間内の資料を利用して人文学データを作成し、また、公開する場合、著作者・出版社の許諾を得る必要があると考えられる。だが、その許諾を得るのは簡単ではない。このような状況のなかで、DH業界がどのように著作権保護対象資料を活用しオープンデータ化を著作者・出版社の協力を得ながら進めることができるか、その方法や筋道を明らかにし、今後の行動につなげることが本企画の趣旨である。
この趣旨のもと、本DHデータ構築検討会は、「著作権保護対象資料を活用したオープンデータ化の道筋を拓く」をテーマに、北本朝展氏(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所教授)に同センターにおける事例報告を、そして数藤雅彦氏(五常総合法律事務所弁護士)に人文系オープンデータを作成する際に留意すべき法的課題を、それぞれ講演いただく。本DHデータ構築検討会を通じて、実例と法的課題に学びながら、参加者間の連携を図ることで、今後のDHの推進にあたっての礎としたい。