国立国語研究所:第147回 NINJALコロキウム「働きかけ方の地域差 ―行為実現系の言語行動について―」(2024年12月3日 (火) 15:10~17:10、国立国語研究所 多目的室+オンライン(Zoom))※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20241203a/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
開催期日
2024年12月3日 (火) 15:10~17:10
開催場所
対面とオンラインのどちらでも参加できる、ハイブリッド形式で開催
国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2)
オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
参加申し込み
対面 (国立国語研究所 多目的室) で参加を希望される方は、開催前日までに、来所者専用事前登録フォームからお申し込みください。
オンライン (Web会議サービスの「Zoom」) で参加を希望される方は、オンライン参加者専用事前登録フォームにてお申し込みください。
※来所者専用事前登録フォームからお申し込みいただいた方には、後日、担当からメールにて、所内に入るための手続きをご案内します。
※オンライン参加者専用事前登録フォームにてお申し込みいただいた方には、お申し込み後ただちに、参加に必要な情報がメールで自動送信されます。
※いずれの場合にもメールでのご連絡となりますので、メールアドレスにお間違いがないか、必ずご確認くださいますようお願い申し上げます。また、参加に必要な情報が記載されたメールが、お使いのメールソフトの機能により、自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまう場合がございますので、ご注意ください。
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講師
小林 隆 (東北大学 名誉教授)
専門領域
方言学、日本語史
主要業績
小林隆 (2023)『語用論的方言学の方法』ひつじ書房
小林隆編 (2021)『全国調査による言語行動の方言学』ひつじ書房
小林隆編 (2018)『コミュニケーションの方言学』ひつじ書房
東北大学方言研究センター編 (2019)『生活を伝える方言会話―宮城県気仙沼市・名取市方言―[資料編・分析編]』ひつじ書房
講演主旨
何らかの行為の実現を目指して聞き手に働きかける言語行動を「行為実現系」と呼ぶことにする。この範疇には、行為者と受益者の観点から、依頼、勧め、許可要求、申し出、誘いという5つの言語行動を設定することができる。これらの言語行動について東北と近畿を対比的に見ていくと、相対的に言って、東北では指示や意思表明を好み、近畿では意向確認を志向するという差が浮かび上がる。その背景には、自己と他者の捉え方に関する発話態度の違いが存在するのではないかと考えられる。
キーワード
講演会、オンライン開催、NINJALコロキウム、方言、言語行動、依頼、勧め、許可要求、申し出、誘い、発話態度