異類の会:第146回「妖精は武装する・旅するゴブリン2 ~80年台における雑誌日本版ウォーロックにおける読者投稿をめぐって~」(2024年8月31日(土)17:00、オンライン(Zoom))
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タイトル:
妖精は武装する・旅するゴブリン2
~80年台における雑誌日本版ウォーロックにおける読者投稿をめぐって~
発表者:河津創氏
要旨:
1980年台に日本においてファイティング・ファンタジーのタイタンの世界を共有するゲームブックが発刊された。2009年に該当シリーズの携帯ゲーム化においてイラストを担当した発表者は、ゴブリンとオークの表現が画一性を持たせたりかき分けることに関して難しさをもっていることへの疑問から出発し、一連のファンタジーシリーズを通してみることで、その善の種族・悪の種族においてイラストとテキストの偶発的な関係を当会において、旅するゴブリンとして発表した。モンスター・怪物・化け物・妖怪(日本語版における原文訳)の表現についてはソーサリーシリーズ2巻の巻末の安田均による解説でその存在について補足されるが、作中の表現は作品外部の表現を参照するよう開かれていた。日本における公式的な言及はモンスター事典を待たねばならないが、そこで用いられるイラストは一連のシリーズから再利用されているものが多い。そういった中で、日本版ウォーロックでは、読者と雑誌という関係の中でヒューマノイドタイプの異類たちがどう取り扱われてきたのか、タイタンを背景世界としたゲームブックを取り巻く表現としてゲームブックマガジン、ウォーロックの創刊号から89年12月までを対象に読者投稿を中心とした分析を試みる。
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