「仏教と近代」研究会第30回「仏教と近代」研究会:宮沢賢治と近代仏教―研究の現状と課題(2024年3月30日(土)13:00〜17:00、國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター5F会議室06)
Tweet研究会情報です。
●公式サイトはこちら
http://blog.livedoor.jp/kindaibukkyo/archives/33383298.html
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。
【日時】2024年3月30日(土)13:00-17:00
【場所】國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター5F会議室06
※國學院大學博物館が入っている建物の5Fとなります。
【概要】
2023年12月、牧野静氏の『宮沢賢治の仏教思想:信仰・理想・家族』(法藏館)および牧千夏氏の『農村青年の文学:昭和初期の農村アマチュア作家と宮沢賢治』(ひつじ書房)が刊行された。一方は家族と仏教、他方は農業や産業組合といった観点から、宮沢賢治の文学と思想に新たな光を当てている。本研究会では、この二人の著者が自著の要点と成果を報告すると共に、教育思想史の立場から賢治研究を進める深田愛乃氏が、その博士論文の構想を発表する。コメンテーターには日蓮主義研究の第一人者である大谷栄一氏を迎え、宮沢賢治研究の現状と課題を総合的に議論する。
【プログラム】
趣旨説明(13:00-13:10)
碧海寿広(武蔵野大学)
研究発表(13:10-15:10)
牧野静(筑波大学)
「『宮沢賢治の仏教思想:信仰・理想・家族』について」
深田愛乃(慶應義塾大学)
「宮沢賢治の「教育思想」――近代仏教・大正新教育・農村との関係をめぐる思想史研究」
牧千夏(長野工業高等専門学校)
「『農村青年の文学』における階層と信仰の問題」
コメント(15:30-15:50)
大谷栄一(佛教大学)
総合討論(15:50-17:00)
共催
國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所
科研費「大正期の宗教的教養と女性たち――「メディア宗教」のジェンダー史的研究」(23K00080)
※参加申込不要