法政大学国際日本学研究所 公開研究会「トランスナショナルな日本」(3)「石橋湛山とトランスナショナリズム」(2023年12月15日(金)法政大学市ヶ谷キャンパス 大内山校舎5階 Y506教室【対面式で開催】 ※オンラインでの参加も可)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://hijas.hosei.ac.jp/news/20231215info.html

--------------------

【国際日本学研究所では、アルザス・新世代ワークショップや公開研究会などを通じて「トランスナショナルな日本」についての研究を進めています。今回は、鈴村裕輔氏 (名城大学外国語学部准教授)をお招きし、近刊の『政治家 石橋湛山-見識ある「アマチュア」の信念』(中公選書)をもとにトランスナショナルな視点から石橋湛山の思想について考察していきます。ご関心のある方は奮ってご参加ください。】

■開催日時:
2023年12月15日(金) 18時30分〜20時30分

■会場:
法政大学市ヶ谷キャンパス 大内山校舎5階 Y506教室【対面式で開催】
※オンラインでの参加も可

交通 飯田橋駅,市ヶ谷駅より徒歩10分
【キャンパス・交通案内】https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/

■概要:
石橋湛山は1921(大正10)年に経済専門誌『東洋経済新報』において、日本の領土を北海道、本州、四国、九州に限定し、台湾、朝鮮半島、中国東北部などにおける植民地や権益の放棄を勧める、いわゆる「小日本主義」に関する論考を発表しました。石橋の議論は日本の利益を最大化することを目指したものであり、いわば「日本本位」といえるものでした。しかし、日本の利益を追求した結果辿り着いたのは、各国が既存の国家の枠組みにとらわれず、他の国々や人々に対して開かれた態度で交流するという考えでした。今回の報告では、1920年代の石橋湛山の議論を中心に、一国の利益の最大化を目指す立場が結果的に国家の枠を超える過程を検討してゆきたいと思います。

■講演者:
鈴村 裕輔(名城大学外国語学部准教授,法政大学国際日本学研究所客員所員・江戸東京研究センター客員研究員)

■コメンテーター:
田中 優子(法政大学名誉教授・国際日本学研究所客員所員・江戸東京研究センター特任教授)

■司会:
髙田 圭(法政大学国際日本学研究所准教授・江戸東京研究センター兼担研究員)

■参加費:
無料

■事前申込が必要です。
【事前申込締切】12月15日(金)午前10時
対面参加・オンライン参加、いずれの場合も事前申込をお願いいたします。
お申込みいただいた方全員にオンライン接続先をお知らせいたします。

お申し込みはこちら
https://forms.gle/Y3ZFgcvL41bWouEi7

■お問合せ先
法政大学国際日本学研究所
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1
TEL:03-3264-9682  FAX:03-3264-9884
E-mail: nihon@hosei.ac.jp