堀田善衞を読む会第45回例会(2023年3月25日(土)午後1時半~4時半、金沢大学サテライト・プラザ1階 会議室)
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第45回例会のテーマは、『ミシェル 城館の人』第一部 争乱の時代
若き観察者の精神形成 ~『ミシェル城館の人』創作ノートへの道程~
*[テキスト]「ミシェル 城館の人 第一部 争乱の時代」
単行本―1991.1 集英社
文庫 2004.10 集英社文庫
*[報告者から]
今回の対象は第一部「争乱の時代」第一章から第二十七章までとします。堀田は『ミシェル城館の人』に関連して1冊の創作ノートを遺しています。エラスムス流教育を受けたミシェルが宗教争乱のうねりの中でパリでの遊学を経て生業とした法官生活における眼差しに触れながら、最良の友ラ・ボエシーとの出会いと別れ、ミシェルが恋愛と結婚を経て法官生活を引退するまでを読み解き、その後の展開と深く関わる創作ノートを遺したことについて考えてみたいと思います。
☆報告者:中桐史雄さん
★と き:2023年3月25日(土) 午後1時半~4時半
☆ところ:金沢大学サテライト・プラザ・1階 会議室(金沢市西町教育研修館内)