坂口安吾研究会第40回研究集会(2023年3月5日(日)11:00〜、ZOOM)※会員外は要申し込み

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://angokenkyu.fc2.net/blog-entry-21.html

--------------------

※詳細は上記サイトをご確認ください。


◇期日:2023年3月5日(日)11:00開始
◇会場:ZOOMを使用したオンライン開催(登壇者と運営委員のみ、会場の日本大学商学部に対面で参集しますが、ハイブリッド形式ではありません)

※会員は事前登録不要・会員ではない方の参加方法については下記よりご確認ください。
https://angokenkyu.fc2.net/blog-entry-22.html


◇プログラム
【前半】自由発表
・田中 聡一「土の中からの話」論――典拠および「私」語りの検討を中心に――

発表要旨
本発表では、「土の中からの話」の典拠および「私」語りの検討を行う。前者に関しては、昨年、藤原耕作「「土の中からの話」論」にて詳細な検討がなされたが、不十分な点も見受けられる。その再検討を行ったうえで、諸典拠と本文テクストとの関係を手がかりに、本作においては「私」語りの構造が諸典拠と不可分に関係し、機能していることを論じる。最終的に、本作が安吾歴史小説の系譜に位置づけられ、安吾文学史上にて戦前戦後を往還する性格を持つ可能性を提示したい。

・共同討議

【後半】合評会
・大原祐治『戯作者の命脈――坂口安吾の文学精神』

※合評会の流れ
当日は、報告者が各担当章について15~20分程度リポートしたのち、立尾真士氏による報告、著者からのリプライを経て全体討議に入ります。
当日の役割分担は以下の通りです。(敬称略)

司会:時野谷ゆり

報告:山根龍一(序章~第2章)
報告:桒原丈和(第3章・第4章)
報告:狩俣真奈(第5章・第6章)
報告:原卓史(第7章・第8章)

報告:立尾真士

著者・大原祐治からのリプライ

全体討議