徳田秋聲記念館:企画展「『足迹(あしあと)』―書き尽くされた妻の生涯」(令和4年11月12日(土)~令和5年3月12日(日))
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●公式サイトはこちら
https://www.kanazawa-museum.jp/shusei/exhibit/index.html
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。
会期 令和4年11月12日(土)~令和5年3月12日(日)
※火曜定休(祝日の場合翌平日)、12月29日(木)~1月3日(火)年末年始休館
『足迹』は、明治43年7月~11月、「読売新聞」に全86回連載された長編小説です(連載時は『足跡』表記。後に改題)。秋聲の妻である旧姓小沢はま(長野県上伊那郡出身)の半生を題材に、幼い主人公〈お庄〉一家の上京と、さまざまな環境に揉まれ成長してゆく彼女の暮らしぶりを描くもので、その内容が、はまの実人生において秋聲と出会い、やがて入籍するまでを描く代表作『黴』のちょうど前章にあたることから『黴』の姉妹編としても知られています。
出会う以前の人生から、生活をともにし、家庭を築き、やがて46歳という若さで先立つその瞬間までを小説に書き尽くした秋聲――本展では『足迹』に始まる、はまの存在によって生み出された秋聲作品についてご紹介します。