大手町アカデミア×人間文化研究機構:オンライン無料特別講座「もうひとつの第二次世界大戦~中立国の記録から見る日本」(2022年11月4日(金)18時~19時45分、YouTubeライブ)※要申し込み

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講座情報です。

●情報サイトはこちら
https://www.yomiuri.co.jp/choken/seminar/academia/20220912-OYT8T50055/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


●アーカイブズ(歴史記録)が示す第二次世界大戦の実像

 第二次世界大戦では、スイスやスウェーデンのように中立国として戦争に加わらない立場をとりながら、人道支援や和平工作など様々な問題において重要な役割をも果たす利益代表国として国家間に関わる国々が存在していました。
 本講座では、当時このような中立国や国際機関などが具体的にどのような役割を果たしていたか、歴史の表からは見えにくい部分に何があったのかなどについて、中立国のアーカイブズ(歴史記録)に「残された痕跡」を元にお話いたします。

●講師 加藤聖文氏による講座内容のご紹介

 第二次世界大戦は連合国と枢軸国との戦いでしたが、その他にもスイスやスウェーデンなどの中立国や赤十字国際委員会といった国際機関やバチカンなどが両陣営の間に立って敵国資産の管理、捕虜情報の収集、人道支援、さらには和平工作にいたるまでさまざまなかたちで関わっていました。

 戦争は、当事国だけではなく、さまざまな国がそれぞれの立場や役割に応じて関わっています。私たちは表に見えない国や機関の存在を見過ごしがちですが、これらの「脇役」に注目すると戦争の違った側面が見えてきます。とくに、中立国は単に戦争に関わらないのではなく、利益代表国として重要な仲介役を果たすこともあります。今回は中立国のアーカイブズ(歴史記録)から第二次世界大戦のもう一つの姿を読み解いていきます。


大手町アカデミア×人間文化研究機構
もうひとつの第二次世界大戦~中立国の記録から見る日本

講  師 加藤聖文氏(国文学研究資料館・研究部 准教授)
聞 き 手 前田啓介(読売新聞文化部 記者)
開催日時 2022年11月4日(金)18時~19時45分
開催方法 オンライン配信(YouTubeライブ)
内  容 (1)加藤聖文氏による講演
(2)加藤聖文氏と前田記者によるトークセッション
(3)Q&A
受 講 料 無料
定  員 500名(定員に達し次第締め切ります)
主  催 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
一般社団法人 読売調査研究機構
後  援 読売新聞社