アルバイト日誌「焦らなくていい」(2022.5.13、れい)

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 こんにちは、れいです。本日は1つ下の大学4年生の方がインターンシップで来られてご一緒しました。思い出すと1年前は、大学生の集大成となることが次々とあり、また多くの人が就職という道を選ぶ中で院進することへの不安も少なからずありました。学び多い1年間だと思う一方で、気持ちばかりが焦ったり、しんどいと感じたことも事実です。

 実際、4月になってからもその「焦り」は私の中に存在していました。他者とは比べない、自分の好きな道に進んだと思っても、新入社員として新たな生活を送る友人の話を聞き、周りと生活リズムが合わなくなってきたことを実感すると、まだ学生をしている私はみんなから遅れているのでは?という気持ちになったのです。研究や毎日の授業は、心から楽しいのですが、私はどこか切羽詰まっていました。

 先日のゴールデンウィーク期間中、久々にゆっくり出来たので、そのことを母に話しました。私が、自分で選んだ道だけど、(周りからの風当たりを含めて)不安になると言うと、母は、勉強を続けたいと思うことはすごいことだし、尊敬している、と答えてくれました。そして、続けて私が「会社員になった!」自慢(本人は自慢のつもりではないのかもしれませんが)する友人がいると言うと、みんな環境が変わったことで不安になっているのかもね、と。私はその言葉に深く納得がいきました。

 今まで「大学生」という同じ肩書きを持っていたところから、バラバラになることは不安が付きまといます。私はその不安や焦りから変な力が入ってしまっていました。また友人は自分を大きく見せようとしてしまったのだと思います。しかし、今回、日々の生活の中で当然ある程度の緊張感は必要だけれども、それ以上焦ることはない、自分らしく少し力を抜いて、緩やかでしなやかに過ごしていければ良い、と気がつきました。実際、そう考えたゴールデンウィーク明けの方が、毎日がより充実しています。

 まだまだ院生の生活には慣れませんが、1日1日を着実に積み重ねていくことで自分を形作っていければと思っています。
 「焦らなくていい」、心に留めておきたい言葉です。