和歌文学会出版企画委員会『和歌のタイムライン 年表でよみとく和歌・短歌の歴史』(三弥井書店)
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■公式サイトはこちら。
https://www.miyaishoten.co.jp/
2021年11月発行
156頁・B5判・並製
定価:2000円+税
ISBN978-4-8382-3389-2 C0091
■内容
時系列で歌の世界を眺めなおす。無味乾燥な事実の羅列や集まりにみえる文字の列に縦横にわけいると、思わぬ発見に出会う。
■目次
はじめに 和歌の年表を読む楽しみとは
上代
和歌史の始発 記紀歌謡・万葉集第一期・歌謡から和歌へ
柿本人麻呂と宮廷歌の時代 万葉集第二期・宮廷を彩る和歌
平城京と大宰府の文雅 万葉集第三期・宮廷文化の隆盛と個性の開花
大伴家持と万葉歌の終焉 万葉集第四期・聖武朝後期から孝謙・淳仁朝へ
万葉集・その後 万葉集の生成と和歌史の空白時代
中古
王朝の和歌 和歌の再興と発展
三代集の時代 古今的美意識の成立と展開
一条天皇の時代 王朝文学 百花繚乱
院政期と和歌 古代後期の終焉と中世和歌の萌芽
中世
中世の開幕 新古今和歌集と新勅撰和歌集の時代
中世の展開 後嵯峨院の時代から南北朝の時代へ
室町時代前期の和歌 武家と和歌と連歌と
室町時代後期の和歌 広がる和歌 ― 京から地方へ ―
近世
江戸前期 幕初から元禄まで
江戸中期 宝永から天明まで
江戸後期 寛政から慶應まで
近・現代
明治維新から 和歌から短歌へ
大正時代 近代の熟成
昭和Ⅰ 革新と回帰
昭和Ⅱ 戦後短歌の展開