国立国語研究所:「統語・意味解析コーパスの開発と言語研究」オンライン研究発表会(2021年12月22日(水) 16:00~17:00、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2021/20211222/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


プロジェクト名・リーダー名
統語・意味解析コーパスの開発と言語研究
プラシャント・パルデシ (国立国語研究所 理論・対照研究領域 教授)

開催期日
2021年12月22日 (水) 16:00~17:00

開催場所
Web開催 (Zoom)


〈プログラム〉

「統語情報付きコーパス (NPCMJ) を用いた「構文」の分析」 三好 伸芳 (実践女子大学)

統語情報付きコーパス (NPCMJ) は,形態情報に基づく従来的なコーパスでは検索できない,線条的に隔たった要素間の調査を実施することが可能である。これは,統語情報付きコーパスが「構文」などの一定の型を持つ言語環境を量的に分析する際に有効であることを示唆している。本発表では,先行研究において逸脱的なノガ文とされる「構文」について,NPCMJ を用いた助詞「が」に関連する統語環境の調査をもとに,問題となっている「構文的意味」がどのような要因によって生じているのかを分析する。