京都大学大学院文学研究科・文学部:「人文学の方法論」第三回研究会 『人文学の方法論--歴史学の場合--』(2021年12月12日(日)13:00〜17:00、ZoomミーティングI)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://bit.ly/3nrKsad
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


日時 2021年12月12日(日) 13:00-17:00
場所 オンライン開催
参加無料・事前登録制( 定員を超えた場合、先着の方を優先する場合があります )

13:00-13:10 趣旨説明:伊勢田哲治(京都大学)
13:10-14:10 苗村弘太郎(京都大学)「回顧としての歴史--アーサー・ダントーの物語論を中心に--」
14:20-15:20 高嶋航(京都大学)「歴史と記憶--実証主義歴史学とその周辺--」
15:30-17:00 総合討論:人文学の一つとしての歴史学の方法論


研究会概要

本研究会は、京都大学文学研究科の教員の分野横断的な研究の試みとして始められたもので、哲学、歴史学、文学などの人文学内部での分野の垣根を横断して人文学の方法論について認識を共有していくことを目的としています。第三回であり最終回となる今回は、歴史学の方法論について、多面的に考えてみたいと思います。歴史学を研究対象とする科学哲学者である苗村さんには物語論と呼ばれる考え方を使った歴史学の捉え方について、東アジアのスポーツ史の研究などで知られる歴史学者の高嶋さんには歴史と記憶について、それぞれお話をいただきます。総合討論では、他の人文社会系の分野の研究者も交え、歴史学の方法論のあり方は、隣接する諸分野と比べたときにどのように捉えられるのか(独自性が高いのか、むしろ共通する部分が多いのかなど)を総合的にディスカッションしたいと思います。文系・理系問わず、研究の方法論に関心のある方の参加をお待ちしますが、とりわけ人文系の諸分野の研究者の方たちに参加していただけましたら幸いです。なお、本研究会は京都大学文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター人文知連携拠点の「人文知連携共同研究会」研究助成をうけています。