【動画公開】シンポジウム「軍記研究が国語科教育へ届けるべきことは何か」

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

軍記・語り物研究会 2021年度大会
シンポジウム「軍記研究が国語科教育へ届けるべきことは何か」の動画が公開されました。



■趣意文

 軍記を教室で読むこととはどのようなことを意味するのかをラディカルに考え直しつつ、本研究会が教育という場所にどのように寄与することができるのかを明らかにする機会とすべく、本シンポジウムを企画しました。
軍記を扱った単元計画にはどのようなものが可能なのかという短期的なテーマの一方、軍記を読むことの必要性を軍記研究者がどのように論じるのか(どのように教育現場に届けるのか)という中長期的なテーマについても扱い、軍記研究(国文学研究)と教室や一般社会とのこれからの関係についても掘り下げていきたいと考えています。
本シンポジウムが、教室における軍記教材の可能性を拓く道筋を示す機会となることを期待しています。


■プログラム

生徒の実態を踏まえた指導実践~『平家物語』「能登殿の最期」を例に~ 
○大谷 貞徳 氏(栃木県立那須拓陽高等学校)

中学生と「敦盛最期」を読む~研究成果を生かした授業と生徒の学び~
○吉永 昌弘 氏(暁星中学・高等学校)

『古典を〈読む〉』授業へ
○小助川 元太 氏(愛媛大学)

『平家物語』で「道徳」を教える!?
○大津 雄一 氏(早稲田大学)

討議・まとめ


コーディネーター・司会
○菊野 雅之 氏(北海道教育大学)

===================
●実施日時・方法
2021年9月26日(日)13:00~16:00
オンライン=Zoom

●軍記・語り物研究会 公式サイト
http://gunki.sakura.ne.jp/katsudou.html


※大会のオンライン配信のサポートは文学通信が行いました。