第220回青葉ことばの会(2021年9月11日(土)午後3時~6時30分、Zoom)※要申し込み
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http://aobakotoba.jugem.jp/
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。
日 時:9月11日(土) 午後3時~6時30分
会 場:Zoomを利用したオンライン形式
(お使いのPC、スマートフォン等でアクセスしてください)
題 目:オノマトペの認定基準―「ゆっくり」等を例として―
発表者:小野正弘氏(明治大学文学部)
題 目:全国家族調査質的調査における家族の呼称について
発表者:開内文乃氏(青山学院大学非常勤講師)
概 要:
小野正弘氏「オノマトペの認定基準―「ゆっくり」等を例として―」
これまで、オノマトペの認定は、かなり直観的になされてきたように
思われる。そこで、今回は、オノマトペとして認定するためには、どの
ような手順と条件が必要かについて、「ゆっくり」等を例として考察
したい。
開内文乃氏「全国家族調査質的調査における家族の呼称について」
本発表は、家族インタビュー調査において、親族関係を示す表現が、
どのように使用されているかの分析である。日本語は、親族関係を示す
表現が複雑である。まず、親族呼称は話者の親族内の立ち位置によって
は、使用できる場合と使用できない場合があることである。それは
「目上(上位者)と目下(下位者)という対立概念」(鈴木1973:149)
によって規則化されているからである。日本語の特異な親族関係を示す
表現は、家族インタビュー調査にも影響してくる。調査者と調査対象者が、
家族関係を示す表現をどのように選択するかが調査そのものに影響する
からである。