国立国語研究所コーパス開発センター:第3回Universal Dependencies 公開研究会(2021年6月22日(火)10:00〜16:30、zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://ccd.ninjal.ac.jp/event/20210622.html
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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


Universal Dependencies (UD) は異なる言語間で共通化した依存構造アノテーション仕様です。
2014年に始まったオープンコミュニティで、ガイドラインとコーパスの整備を進めています。
現在、古語・危機言語を含む 100言語以上のデータが公開されています。
今回、UD Japanese 関連の言語資源整備について議論する公開研究会を企画いたしました。
現在公開されている UD Japanese の言語資源の開発手法について紹介するとともに、アノテーションに関する諸問題について検討いたします。
ふるってご参加ください。

日時:2021年6月22日(火)10:00-16:30
会場:オンライン
  (国語研から zoom 配信いたします)
定員:200名(先着順,定員になり次第受付終了)

主催:国立国語研究所コーパス開発センター共同研究プロジェクト
  「コーパスアノテーションの拡張・統合・自動化に関する基礎研究」係り受け班
共催:科研費 基盤研究 (A) :日本語歴史コーパスに対する統語・意味情報アノテーション


〈プログラム〉

●口頭発表 10:00-12:00

10:00-10:40 趣旨説明
浅原正幸 (国立国語研究所)

10:40-11:20 UD Japanese データの整備(仮)
大村舞(国立国語研究所)

11:20-12:00 日本語Universal Dependenciesに基づく学習済みTransformersモデル公開に向けて
松田寛(Megagon Labs)

●口頭発表 13:15-15:15

13:15-13:55 UDにおける述語並列の記述と日本語並列表現の類型論的特徴
伊藤薫(九州大学)

13:55-14:35 多言語UDの変遷が後段タスクに及ぼす影響
岩本蘭(富士フイルムビジネスイノベーション)

14:35-15:15 UDを活用して文法把握能力の高い言語モデルを多言語へ拡張する
神藤駿介(東京大学・産総研)

●招待講演 15:30-16:30

15:30-16:30 世界のUniversal Dependenciesと係り受け解析ツール群
安岡孝一(京都大学)


クロージング 16:30-17:00