国立国語研究所:「北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ―言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築―」研究発表会(2021年3月10日(水)14:00~15:00、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2020/20210310/
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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


プロジェクト名・リーダー名
北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ―言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築―
朝日 祥之 (国立国語研究所 言語変異研究領域 准教授)

開催期日
2021年3月10日 (水) 14:00~15:00

開催場所
Web開催


「二世兵士と沖縄をめぐる記憶の再考」
松平 けあき (国立国語研究所 / 上智大学)

沖縄系や日系二世は,沖縄戦において民間人に対する投降呼びかけで多くの命を救ったことや,戦後沖縄復興のため救済運動に尽力したことで知られ,これらの物語は沖縄やハワイで大切にされてきた。一方,沖縄戦で民間人を「助けられなかった」語りや占領期の沖縄で反米思想を調査した二世の語りは,栄光の物語の影に隠れているように思われる。本報告では,多様な二世の経験をいかに解釈することができるかについて考える。