国立歴史民俗博物館:特集展示「アイヌ文化へのまなざし-N.G.マンローの写真コレクションを中心に-」(2020年12月22日(火)~2021年5月9日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html#room4
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特集展示(第4展示室)
「アイヌ文化へのまなざし-N.G.マンローの写真コレクションを中心に-」

開催期間 2020年12月22日(火)~2021年5月9日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 第4展示室 特集展示室
料金 一般600円/大学生250円
高校生以下無料
※総合展示もあわせてご覧になれます。


みどころ
・写真を撮影したマンローの視点から、アイヌ文化について紹介します。
・研究する側と、研究される側との信頼関係が可能にした記録の意味について考えます。


趣旨

スコットランド出身の医師ニール・ゴードン・マンロー(1863~1942)は、1891年、横浜に至り医業を営みながら考古学研究をおこなったほか、アイヌ文化にも関心を深め、1930年、研究活動の拠点を北海道の二風(にぶ)谷(たに)に移し、アイヌ文化を研究した人物です。
当館は、マンローがアイヌ研究の過程で作成した写真資料のほか、クマの魂を神の国に送る儀式(イヨマンテ)の映画フィルムを所蔵しています。

本展示では、それらの写真と映像を、マンロー自身が残したテキストとあわせて展示し、マンローが、当時のアイヌ文化をどのようにヨーロッパ社会に紹介しようとしていたのかについて考えます。また、撮影されている資料の大きさや素材を理解しやすいように、参考資料として、館蔵のアイヌ関係資料を展示します。

さらに、場内ではマンロー編集の映画「The KAMUI IOMANDE」の短編を上映しますので、あわせてご覧いただければ、より関心・理解を深めていただけることでしょう。