日本語文法学会 第21回大会(2020年12月12日(土)13日(日)、Zoomミーティング&ウェビナー)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.nihongo-bunpo.org/conference/conference/

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※申し込みは上記サイトをご確認ください。

会長 渋谷 勝己
大会委員長 天野 みどり
第21回大会実行委員会委員長 丸山 岳彦

日時 2020年12月12日(土)・13日(日)
実施形態:オンライン(Zoomミーティングを利用)

大会参加費(一般会員:1,000円,非会員:2,000円,学生会員は無料)


2020年12月12日(土)午前・午後
[Zoomミーティングを利用]

■A会場

  司会:佐々木冠(立命館大学)

9:30-10:10 A1 【招待】藏藤健雄(立命館大学)
主題の認可とハ句の命題分析

10:15-10:55 A2 今野弘章(奈良女子大学)
構文の項としての懸垂ヲ格

司会: 小西いずみ(東京大学)

11:00-11:40 A3 世良時子(成蹊大学)
連体修飾節化の可能性の階層に関する量的考察―NPCMJを用いた分析結果より―

11:45-12:25 A4 池田尋斗(関西大学大学院生)
話し言葉における「好きだ」構文の対象語を示す形式と情報構造―ガの焦点化の機能に着目して―

12:25-13:25 (昼食休憩)

司会:阿部二郎(北海道教育大学)

13:25-14:05 A5 森山倭成(神戸大学大学院生/日本学術振興会特別研究員)
キャラ語尾と節の周縁部

14:10-14:50 この時間帯はB会場のみの開催

14:55-15:35 A7 三好伸芳(実践女子大学)
コピュラ文と存在文に現れる非指示的名詞句の意味的性質

15:35-15:50 (休憩)

司会:大木一夫(東北大学)

15:50-16:30 A8 楊健(神戸市外国語大学大学院生)
自動詞専用の傾向を示す自他両用漢語サ変動詞の他動詞用法―減少,増加を中心に―

16:35-17:15 A9 新山聖也(筑波大学大学院生)
「-放題だ」における<可能>と<結果状態>の分析

17:20-18:00 A10 【招待】志波彩子(名古屋大学)
ジャンル・テキストとその要素としての構文タイプ―構造と要素の相互作用―

■B会場

  司会:上山あゆみ(九州大学)

9:30-10:10 この時間帯はA会場のみの開催

10:15-10:55 B2 全弘起(名古屋大学大学院生)
「~カノN」節を含む文の被修飾名詞

司会:田村早苗(北星学園大学)

11:00-11:40 B3 鈴木彩香(国立国語研究所プロジェクトPDフェロー)
同時性に基づくトキ節の統一的分析

11:45-12:25 B4 東寺祐亮(日本文理大学)
スケール名詞と連体節構造

12:25-13:25 (昼食休憩)

司会:岡部嘉幸(千葉大学)

13:25-14:05 B5 三宅俊浩(宇都宮大学)
複合辞「ナクテハナラヌ」の成立

14:10-14:50 B6 【招待】深津周太(静岡大学)
否定文脈に用いる「何が/何の」の展開

14:55-15:35 B7 山口響史(大阪大谷大学)
近代関西語を中心としたサセテモラウの発達―サ入れ言葉の出現と意志用法の伸長―

15:35-15:50 (休憩)

司会:宮地朝子(名古屋大学)

15:50-16:30 B8 菊池そのみ(筑波大学大学院生)
付帯状況を表す非対格自動詞節の変遷―「袖ひちて」「面赤みて」の構造―

16:35-17:15 B9 許燕(桜美林大学非常勤講師)
副詞「せっかく」の意味・機能の史的変遷

17:20-18:00 この時間帯はA会場のみの開催

2020年12月12日(土)18:15-19:30
懇親会(※オンラインで実施)

2020年12月13日(日)午前
[Zoomミーティングを利用]

10:00-11:40 大会委員会企画/チュートリアル

■A会場

  A11 ▼大会委員会企画  
オンライン授業として展開する日本語学

講師1:日高水穂(関西大学)
講師2:江口正(福岡大学)
講師3:大田垣仁(近畿大学)
講師4:松浦年男(北星学園大学)

■B会場

  B11 ▼チュートリアル
「ヴォイス」について考える―ラル形述語文の検討から―
川村大(東京外国語大学)

11:40-12:40 昼食休憩

12:40-13:05 A12 会員総会 (A会場)

13:05-13:25 A13 大会式典 (A会場)


2020年12月13日(日)午後
[Zoomウェビナーを利用]

13:30-16:30 A14 第21回シンポジウム(言語系学会連合共催 無料公開)(A会場)
「数理的アプローチで迫ることばの姿:これまでの取り組みと文法への応用」

  企画趣旨
言語の諸側面に対し数理的に迫ろうという試みは,コンピュータや機械学習の発展に力を得て発展を続けています。本シンポジウムは,文法研究という範囲に限定せず数理的な言語分析を進めている研究者にご登壇いただき,研究の広がりについて学会員の知見を深めることを狙いとします。各登壇者には,ご自身の専門のお話を紹介していただいた上で,その手法を「文法」に応用するとしたらどのような可能性があるか,という部分にも言及していただきます。

総合司会 上山あゆみ(九州大学)

講師 近藤泰弘(青山学院大学)
 「コンピュータを用いた統語法研究の方法」   

講師 前川喜久雄(国立国語研究所)
 「データサイエンスが使えるようになるまで」   

講師 佐藤理史(名古屋大学)
 「動く文法!?―文をブロックで組み立てる―」