浜松文芸館:企画展〝三島由紀夫没後五十年〟「浜松の小説家 渥美饒児(あつみじょうじ)のコレクション展」(令和2年11月1日(日)~令和3年2月14日(日))

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.hcf.or.jp/facilities/bungei.html

--------------------

企画展〝三島由紀夫没後五十年〟
「浜松の小説家 渥美饒児(あつみじょうじ)のコレクション展」
令和2年11月1日(日)~令和3年2月14日(日)*入館料無料

時 間 午前9時~午後5時
会 場 浜松文芸館 展示室(クリエート浜松5階)
入場料 入場無料
主 催 浜松市、(公財)浜松市文化振興財団


 浜松市西区雄踏町在住の小説家渥美饒児さんは昭和59年旧浜松市動物園を舞台とした『ミッドナイト・ホモサピエンス』で第21回『文藝賞』を受賞し、その後、平成13年には「原発事故・地震・政治利権」を主題とした社会派小説『ジャパン・シンドローム』を発表。15年には「コンクリート」として映画化された『17歳、悪の履歴書』など数多くの小説を書いています。また、最近では平成30年に静岡県警の刑事を主人公とした『潜在殺』を発表し、現在も新しい小説を執筆中です。
 今回の展示では浜松の小説家、渥美饒児さんが30余年にわたって収集した「文豪・三島由紀夫」の自筆原稿や初版本、映画「人斬り」で三島由紀夫が着用した薩摩絣と土佐袴など数々の貴重な資料を紹介します。
 三島由紀夫は没後五十年たってもいまなお世界各国で読み継がれています。小説・戯曲・評論等といった文学面だけではなく、様々な分野で人々に影響を与え、活躍した三島由紀夫。そんな三島の生き方を、渥美饒児さんのコレクションを通して感じていただければと思います。
 敬愛する三島由紀夫の遺作となった『豊饒の海』から「饒」の字をもらい、ペンネームとした渥美饒児さんは昨年東京でおこなわれた三島由紀夫研究会の公開講座で「私の三島由紀夫コレクション」という講演を行っています。
 今回の展示では三島由紀夫関連の資料と併せて渥美饒児さんの資料も紹介します。ぜひご覧ください。


●1月17日(日) 渥美饒児講演会