Historians' Workshop:【オンライン】第3期英文校閲ワークショップ スタートアップ・ミーティング(2020年4月9日(木)、Zoom使用)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://historiansworkshop.org/2020/04/05/english-revision-workshop3/

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これまでは東大本郷キャンパスの教室を利用していましたが、新型コロナウィルス感染症予防の観点から、今期は基本的にオンラインでの開催を予定しています。

スタートアップ・ミーティング
日時|4月9日(木)日本時間18:00-19:00
場所|Zoom(リンクは前日までに共有します)

初回はオンラインのワークショップでどのようなことが可能か確かめるとともに、今期の開催でやりたいことや、どの程度の頻度で開催するかなど、基本的な方針を決定しようと思っています。


●英文校閲ワークショップとは?
英文校閲ワークショップは、海外のジャーナルに論文を投稿したい歴史学系の院生・若手研究者を対象に、英語論文執筆にまつわるスキルアップの場を提供しています。第一期、第二期では、英語での論文の書き方や注意点を共有したり、投稿論文の草稿を複数人で読んで改善点を議論したりといった活動が展開されてきました。
英語文法の正誤をチェックするだけなら、有料の英文校正サービスを利用するのも一つの手でしょう。しかし英文校閲ワークショップなら、同じ歴史学分野で活動する研究者の視点から、議論の一貫性チェック、脆弱性の指摘、効果的な強調の仕方など、このワークショップならではの内容が提供できるはずです。

●参加者の声・これまでの成果
これまでの英文校閲ワークショップ参加者からは、以下のようなコメントをいただきました。
「論旨の運び方やパラグラフ内での文のつなぎ方など、論文のプレゼン方法をより真剣に考えるようになった。結果として研究内容・論旨の明確化にもつながったように思う。また、自分の英語論文の構成を考える際、あるいは同僚の英語論文にコメントする際、根拠に基づいて自分の考えを持つことができるようになったと思う。」
「査読コメントへの対応方針やドラフトの修正の仕方について、自分自身の原稿でも他の参加者への原稿でも多くのノウハウを身につけることができた。現在自分は英語を中心に研究報告をしているが、もともと英語が得意な方ではないこともあり、しばしば議論を組み立て洗練させる中で五里霧中となる。そのような時作業を進める、指針となる考え方を得られたと思う。」
また、ワークショップ内で論文原稿や発表要旨を検討したのち、見事学術誌や学会にアクセプトされた方も多くいらっしゃいます。これまでアクセプトされた学会誌や学会は以下の通り。

●論文掲載
Revue du monde musulman et de la méditerranée (2019)
Documenti e studi sulla tradizione filosofica medievale XXX (2019)
Mariner's Mirror (2020)

●国際学会報告
15th Conference of the International Society for Utilitarian Studies, 'Utility, Progress, and Technology'(ドイツ・カールスルーエ、2018年7月24~26日)
Southern Political Science Association(アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズ、2018年1月|テキサス州オースティン、2019年1月)
Midwest Political Science Association(アメリカ・イリノイ州シカゴ、2018年4月|2019年4月)
Northeast Workshop in Japanese Politics(アメリカ・ニューハンプシャー州ハノーバー、2019年8月)ポスター発表
KCL World History Student Conference(イギリス・ロンドン、2018年5月)
Association for Asian Studies(インド・ニューデリー、2018年7月)
British Association for Japanese Studies(イギリス・シェフィールド、2018年9月)
International Conventions of Asian Scholars 11回大会(オランダ・ライデン、2019年7月)
Society for Reformation Studies 27th Annual Conference(イギリス・ケンブリッジ、2020年3月31日~4月2日)
Scientiae 9th Annual Conference (オランダ・アムステルダム、2020年6月2日~6日)
Engaging margins: Framing imagery as embodiment of cognitive processes(ベルギー・ブリュッセル、2020年10月8日~9日)

●留学プログラム等
Doctoral Scholarship on the Qur'an in European Culture (funded by European Research Council)