中之島香雪美術館:特別展「香のいろは―道具とたどる香文化」【記念講演会・小池富雄 氏(鶴見大学 文学部文化財学科教授)5月16日(土)中之島会館 ※要申し込み】(2020年4月4日(土)~5月31日(日))
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●公式サイトはこちら
https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/exhibition/2019-12-17-2020-03-15-2/
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※記念講演会の申し込みは、上記公式サイトをご確認ください。
2020年4月4日(土)~5月31日(日)
午前10:00 ~ 午後5:00
(ご入館は午後4時30分まで)
※会期中一部展示替えがあります。
前期:2020年4月4日(土)~29日(水・祝)
後期:2020年5月1日(金)~31日(日)
一般1,000(800)円、高大生600(400)円、小中生300(150)円
※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金
主催 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社
協力 香老舗 松栄堂
「香〈こう〉」という言葉は、「香道」や「香席」を連想させるため、敷居が高いイメージがあるかもしれません。しかし江戸時代の絵画には、寝屋〈ねや〉で寝そべりながら香を焚〈た〉いたり、髪の毛に香のかおりを移していたりする様子が描かれており、本来は生活の中で楽しむ日常に根差した文化であったことがわかります。
香道具は、仏を供養〈くよう〉するための道具から、かおりを衣服や空間にくゆらせるための道具、数種の香木を聞き分けて遊ぶための道具まで、多彩に展開しています。これらは蒔絵などの技法で美しく飾られ、見るだけでも楽しいものですが、遊び方や道具の役割を理解することで香の魅力をさらに知ることができます。本展では、日本で花開いた香文化を、香道具の使い方を切り口として「いろは」から丁寧に紹介します。
また、本展では香の原料となる香木や香料も展示します。「名香〈めいこう〉」と呼ばれる香木は、先人たちによって集められ、大切に伝えられてきたものです。香料については、匂いを試していただけるコーナーを設けています。古〈いにしえ〉より親しまれてきたかおりに触れ、脈々と受けつがれてきた香文化を体感していただきます。
★特別展「香のいろは―道具とたどる香文化」記念講演会
小池 富雄 氏(鶴見大学 文学部 文化財学科教授)
「香道具 香りを愉〈たの〉しむ日本人の心」
2020年5月16日(土) 午後2:00~3:30(1:30 受付開始)
会場:中之島会館(中之島香雪美術館隣)
参加料:500円(美術館入館には別途入館券が必要)