近代日本の日記文化と自己表象・第23回研究会【特集:取り遺された研究リソース 直木賞作家・榛葉英治の日記から】(2019年12月14日(土) 13:30-17:30、明治学院大学白金キャンパス 1号館8階81会議室)
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【今回は「特集:取り遺された研究リソース 直木賞作家・榛葉英治の日記から」と題した特集企画です。早稲田大学の和田敦彦さんを企画者として、榛葉英治日記の読み解きに携わってきた中野綾子さん(明治学院大学)、河内聡子さん(東北大学)、そして田中の計4名が発表を務めます。
榛葉英治は小説『赤い雪』で1958年に直木賞を受賞しました。しかし現在ではあまり知られず、その作品のほとんどが新刊で入手できません。榛葉の日記と作品を手がかりに、今この作家を扱うことで、何を明らかにできるかを考えます。
今回もみなさまぜひ奮ってご参加ください。研究会はどなたでもご参加いただけますが、会場の都合と資料の部数確保のため、お手数ですが事前に下記アドレスまでご連絡頂ければ幸いです:nikkiken.modernjapan(アットマーク)gmail.com(代表:田中祐介・明治学院大学)】
「近代日本の日記文化と自己表象」第23回研究会
【開催日時】
2019年12月14日(土) 13:30-17:30
【開催場所】
明治学院大学白金キャンパス 1号館8階81会議室
【研究会次第】
1. 報告と展望(13:30-14:00)
2019年9月27日、28日開催シンポジウムの開催報告
「近代日本の日記資料データベース」の第一次公開報告
新刊紹介:細谷昴『小作農民の歴史社会学』(御茶の水書房、2019)
今後の出版計画と研究企画
2. 研究発表(14:10-17:30)
【特集:取り遺された研究リソース 直木賞作家・榛葉英治の日記から】
「榛葉英治日記 研究の経緯と基本情報」(和田敦彦、早稲田大学教授)
「逡巡と決心の長期反復から時代を読む 榛葉英治日記からみる戦後小説メディアの変動」(田中祐介、明治学院大学専任講師)
「榛葉英治『乾いた湖』と映画化 日記の記述から」(中野綾子、明治学院大学助教)
「釣魚礼讃 「釣り」を書くことの文学的意識と、メディア的需要をめぐって」(河内聡子、東北大学専門研究員)
※会の終了後、希望者は懇親会へ