enpaku 早稲田大学演劇博物館「追悼 映画女優 京マチ子展」(2019年9月28日(土) - 12月25日(水))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.waseda.jp/enpaku/ex/9511/

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会期:2019年9月28日(土) - 12月25日(水)
開館時間:10:00 - 17:00(火・金曜日 19:00まで)
休館日:10月22日(月)、11月4日(月)、20日(水)、12月4日(水)、18日(水)
※日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は当館ホームページをご確認の上ご来場ください。
会場:早稲田大学演劇博物館 京マチ子記念特別展示室
入館無料


【『羅生門』(1950)、『雨月物語』(1953)、『地獄門』(1953)といった作品によって海外の映画祭で数々の賞を受賞し、「グランプリ女優」として知られた世界的映画女優・京マチ子。本展示は、2019年5月に逝去された京マチ子への哀悼の意を込め企画したものです。
2015年に演劇博物館で開催した「映画女優 京マチ子展」より、出演した全100作品から選りすぐりの資料を一部展示するほか、トロフィー、プライヴェート写真、そしてハリウッド映画『八月十五夜の茶屋』(1956)にまつわる貴重な資料等を再展示するとともに、初公開となる稀少な資料もお披露目します。


プロフィール
1924年3月25日、大阪生まれ。大阪松竹歌劇団(OSK)のレヴュー・ダンサーとして活躍していたところをスカウトされ、1949年に大映に入社した戦後派のスター女優。日本人離れした豊満な肉体を持ち、敗戦後の解放的な風俗の中で、アプレ、パンパンなどの社会的現象を体現する役を多く演じ、一気にスターダムを駈け上った彼女は「肉体派女優」と呼ばれた。デビューしてまもなく『羅生門』(黒澤明監督、1950年)がヴェネツィア国際映画祭でグランプリを獲得したのをはじめ、その後の巨匠たちとの作品も次々と国際映画祭で賞を受賞したことから「グランプリ女優」として国際的な人気も博した。ヴァンプ系の役柄で肉体的な官能美と現代的な力強さを映し出すと同時に、スクリーンから発せられる古典美は多くの観客を今もなお魅了し続けている。2019年5月12日、心不全のため死去。95歳。】