国際シンポジウム「近代の音と声のアーカイブズ」(2019年9月17日(火)16:00-20:00、熊本大学文法棟1FA3教室(先着170人、予約可能))

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.kumamoto-u.ac.jp/event/kyouiku/20190906

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場所 熊本大学文法棟1階A3教室
(キャンパスマップ 黒髪北地区 1番の建物)
( 〒860-8555 熊本市中央区黒髪2丁目40-1 )
日時等 令和元年9月17日(火) 16:00~20:00
先着170人、予約可能

【内容は、世界各地で始まりつつある様々なメディアの保存と公開の現状について、ボン大学日本映画講釈SPレコードコレクションのデジタル化・公開プロジェクト事例を中心に、ドイツ・ボン大学日本・韓国学専攻主任教授のラインハルト・ツェルナー教授、および同専攻で比較メディア史を研究されている熊本出身の湯川史郎先生による基調講演ほか、パネル報告として、紙史料による音空間の再構築の可能性(山田高誌)、RKK熊本放送所蔵のSPレコード・コレクション(RKK宮脇利充、田尻浩章)、NHKテレビ番組「みんなのうた」資料発見と番組再構築(佐藤慶治)、熊本大学の水俣病テープ資料のデジタル公開化(香室結美)、九州大学総合博物館所蔵SPコレクション(大久保真理子)などの取り組み事例をもとに、多彩な文化を誇る熊本の記録の保存のあり方とその将来を、参加の皆さんと共に考えたいと思います。

 大学/音楽学から自治体、企業に向けたサウンドアーカイブズ構築への新しい取り組みの試みに、皆様からもご助言を頂けますとありがたく思います。】


テーマ「近代の音と声のアーカイブズ~ 種々のメディア領域での取組と、熊本におけるこれからの展望」

日時・場所 2019年9月17日(火)16:00-20:00 熊本大学文法棟1FA3教室(先着170人、予約可能)

協力: (株) 熊本放送、毛利眞人(レコード史研究家)、熊本大学文書館、九州大学総合博物館

後援: 熊本県、熊本県教育委員会、熊本大学文学部・文化資源コース, 熊本大学教育学部

Denkikan, 熊本大学・大学教育統括管理運営機構附属グローバル教育カレッジ

プログラム

■16:00~ ご挨拶:

  古島幹雄 ◆ 熊本大学 理事・副学長

  佐藤祐治 ◆ 元熊本県芦北振興局長・元熊本県県政文書課長

◆16:10~ パネル報告:(*ツェルナー先生の到着の時間の都合で先にパネルを行います)

  趣旨説明 湯川史郎 & 山田高誌  

  ◎山田高誌 ◆ 熊本大学教育学部音楽科・音楽学講座 准教授(音楽学・オペラ史)

  「音空間を再構築するための紙史料 ~ 18世紀後半のナポリの公証人史料の事例から」      

  ◎佐藤慶治 ◆ 精華女子短期大学幼児保育学科 専任講師(音楽教育学)

  「戦後のNHK児童番組の資料保存についての現状と『みんなのうた』写真資料の発見」

  ◎宮脇利充 ◆(株)熊本放送 ラジオ局次長 / ラジオ制作部長 & 田尻浩章 ◆(株)熊本放送 テレビ局メディア推進部長

   「RKK熊本放送所蔵、森・繁コレクションSPレコード、デジタル化と公開への取り組み」

  ◎香室結美 ◆ 熊本大学文書館 特任助教(文化人類学)

   「水俣、声のバトン ~ 民衆史家・岡本達明の聞書とカセットテープ」

■18:00~ 基調報告:

  ◎ラインハルト・ツェルナー ◆ ボン大学人文学部日本・韓国研究専攻 主任教授(日本・東アジア史)

& 湯川史郎 ◆ ボン大学人文学部日本・韓国研究専攻 学術専任講師(比較メディア史)

  「ボン大学 <片岡プロジェクト>  ~ 無声映画SPレコード・コレクションのデジタル化による学術・文化資源化」

 

■19:10~ ラウンドテーブル:  

  ディスカッサント 大久保真理子 ◆ 九州大学総合研究博物館 専門研究員(音楽学・近代日本音楽史)

  特別ゲスト(予定)毛利眞人 ◆ レコード史研究家

  全体司会     山田高誌