OCLC News APRC特別号 飯野勝則(佛教大学図書館専門員)「日本からの学術情報の発信をどう考えるか~OCLCアジア・パシフィック地域会議を踏まえて」(2018.02.16)

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【例えば、WorldCatについて考えてみよう。この全世界的な総合目録サービスにおける日本語の図書の登録数は、CiNii Booksに比べて相当に控えめである。国立国会図書館のデータが提供されているとはいえ、日本国内の大学図書館の蔵書に関わる情報は決して十分なものではない。確かにWorldCatは日本国内の多くの大学図書館にとって、重要性の高いツールではないのかもしれない。しかし、海外の大学図書館においては、広く受け入れられているツールでもあり、ここでの日本の学術情報の存在感が相対的に小さいという状況には、筆者としては、幾許かの懸念を感じざるを得ないのだ。】
詳細は以下より。OCLC News APRC特別号。教育と研究の未来 読み、学び、究めるひとと組織を支援する(紀伊國屋書店)。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/2018/02/3193/