国立国語研究所:第295回 NINJALサロン「新たな言語生活の実態把握のための研究手法の探索」第2回研究会(2026年3月17日 (火)15:10~16:40、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20260317a/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


開催期日
2026年3月17日 (火) 15:10~16:40

開催場所
オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
開催後1週間に限り、録画配信を行います。


発表タイトル
揺さぶられる「言語」 : 多言語共生時代において「ことば」とは何か?

発表者
尾辻 恵美 (オーストラリア、シドニー工科大学 教授)

専門領域
Critical Sociolinguistics, Critical Applied Linguistics

講演主旨
多文化共生が謳われる一方で、その枠組みにおいて言語的側面、特に多言語共生の視点は十分に検討されてきたとは言い難い。本講演では、多様な言語資源が共生する実態を示し、多文化共生における多言語共生の不可欠性を論じる。さらに、「日本語」「タイ語」といった構造主義的に捉えられがちな言語の自明性 (木村・尾辻、近刊) を揺さぶることなしに、多文化・多言語共生は進展しえないことを指摘する。

「新たな言語生活の実態把握のための研究手法の探索」研究会趣旨
日本社会では、外国人住民の増加や日本語の多様化によって、日常の言語使用が大きく変化しています。しかし、全国的な言語使用の実態を示す公式データは不足しており、言語政策や研究の基盤整備が課題となっています。
本研究会は、国立国語研究所の言語生活調査の知見を活かし、全国調査とフィールド調査を組み合わせた新しい研究手法を検討する場です。統計学や社会学、文化人類学など多分野の専門家を招き、議論とネットワーク構築を通じて、学際的な言語生活研究の基盤づくりを目指します。