代々木ゼミナール・東大模試(東大プレ)の英作文の問題で、『ナラティヴの被害学』第1章が出題されました
以下の太字箇所を英訳する問題が出題されました(『ナラティヴの被害学』第1章p.19)。
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人文学におけるテクスト分析とは、日常的な言語感覚からすると受け入れられがたいような読み込みと恣意的な解釈と抽象的な論理操作によって一種の曲解を可能にするツールであり、なぜそれを使ってそのように論じるのかについての自己批判的な省察が必須である。それと同時に、これもまた人文学のディスカッションにおいてよくある事態なのだが、そうした「だからなに?」 という自問もまた理論上は無限につづけることが可能なのであり、ここで慎重になりすぎるとなにも言えなくなってしまう――というかそれは省察が自己目的化して、なにも言わないことに安住しているにすぎないのだ。研究者の仕事とは優秀な人間として存在していることではなく、主張することなのであって、われわれはどこかで自己批判を停止してなにかを言わなくてはならない。だから、分析の目的について、議論の着地点について、常日頃から考えておく必要があるのだ。
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阿部幸大『ナラティヴの被害学』(文学通信)
ISBN978-4-86766-071-3 C0098
四六判・上製・336頁
定価:本体2,200円(税別)
第1章の全文はこちらからお読みいただけます。
https://bungaku-report.com/shoten/9784867660713_s1.pdf





































































