京都外国語大学国際文化資料館:博物館学芸員課程修了展「戦後100年に向けて~若者が語り継ぐ舞鶴の引揚~」(2025年11月25日(火)~2026年2月27日(金))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=8Cmc6RYy

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


2025年は終戦から80年を迎える節目の年です。本展覧会では、第二次世界大戦後のシベリア抑留や引揚港となった舞鶴の歴史、またその記憶を語り継ぐ活動を行う学生たちを取り上げます。展覧会は、「シベリア抑留」、「舞鶴への帰還」、「語り継ぐ学生たち」、「舞鶴へのいざない」の4部で構成しています。

「第1部:シベリア抑留」、「第2部:舞鶴への帰還」では、舞鶴引揚記念館の収蔵資料を展示し、シベリアでの過酷な日々、そして舞鶴への帰還を紹介します。「第3部:語り継ぐ学生たち」では、舞鶴の大学生や中高生たちが「語り部」として「引揚」を、体験者の方々との交流を通して語り継いでいることを来館者に知っていただきます。そして「第4部:舞鶴へのいざない」では、現在の舞鶴へ足を運んでいただくように舞鶴のさまざまな魅力を紹介します。

遠く離れた異国の地で苦難を経験したシベリア抑留。舞鶴はそんな彼らがようやく日本の土を踏みしめた希望の地です。未来を担う若者たちが過去と向き合い、その歴史を未来へと語り継いでいます。本展覧会を通して来場者のみなさまが引揚の歴史や平和について、より深い関心を持っていただけることを願っています。


会 期:11月25日~12月19日/2026年1月5日~2月27日
場 所:国際文化資料館(第二分館10号館3階・4階)1号館1階南側通路
主 催:京都外国語大学国際文化資料館、博物館学芸員課程
共 催:舞鶴引揚記念館
協 力:京都外国語大学教育支援課、京都外国語大学付属図書館、国際言語平和研究所
監 修:南 博史(博物館実習担当教員)