第4回ワークショップ(近代作家旧蔵書研究会)・保坂 雅子 氏・中野和子 氏「山梨県立文学館における収蔵資料の公開について デジタルアーカイブ開設まで」(2025年10月10日(金)18時~(日本時間)※ zoomによるオンライン形式)

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研究会情報です。

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【早涼の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

近代作家旧蔵書研究会では、資料の収集・保存・公開、自筆原稿や作家旧蔵書を中心とする文学資料の活用可能性、資料と文学研究、目録データベースの構築といったテーマにご関心をお持ちの方々と、学びを深め、情報を共有する機会となることを願い、毎年1回のペースでワークショップを開催しております。
第4回を迎える本年は、山梨県立文学館の学芸幹・保坂雅子氏、同学芸課長・中野和子氏をお招きし、下記のとおりご講演いただきます。樋口一葉、芥川龍之介、太宰治の草稿・原稿、書簡等を広く公開する「山梨県立文学館デジタルアーカイブ」が開設され、大きな話題を呼んでから一年が経ちました。文学資料のアクセシビリティを画期的に向上させたこのシステムは、文学研究の展開のみならず、作家や文学作品と社会との関係性にも影響を及ぼすことが期待できる、きわめて大きな動きとして注目されます。
皆さまの、奮ってのご参加をお待ち申し上げます。】

◆日 時◆
2025年10月10日(金)18時~(日本時間)※ zoomによるオンライン形式
◆講 演◆
保坂 雅子 氏・中野和子 氏「山梨県立文学館における収蔵資料の公開について デジタルアーカイブ開設まで」
◆要 旨◆
山梨県立文学館が収蔵する文学資料約40万点の内、原稿などの直筆資料を含む約6万点の資料の公開について、これまでの事例を報告する。また、デジタルアーカイブ開設までの流れを解説する。
◆参加方法◆
下記よりお申込みください。折り返しミーティング参加用zoomコードをお知らせ致します。
https://forms.office.com/r/xr6pGSk6ys

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(なお、9月26日(金)18時(日本時間)開催、第13回研究会のプログラムならびにお申込み先は、下記のとおりです。皆さまのご参加をお待ち申し上げます。)
―発表―
・芥川龍之介「美しい村(草稿断簡)」の裏と表:渡部麻実(日本女子大学)
・"審き"の日々の作りかた――島尾敏雄旧蔵書調査から:多田蔵人(国文学研究資料館)
https://forms.office.com/r/xH3wDHQ96X


*本研究はJSPS科研費 JP23K21913の助成を受けたものです。


日本女子大学文学部日本文学科
渡部麻実