第236回青葉ことばの会(2025年9月20日(土)、明治大学 駿河台キャンパス、及び Zoomを利用したオンライン形式)

研究会情報です。
●公式サイトはこちら
https://aobakotoba.jugem.jp/?eid=43
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
日 時:9月20日(土) 午後3時-6時30分(2時30分より配信テスト)
会 場:明治大学 駿河台キャンパス(詳細は後日、お知らせします)
及び Zoomを利用したオンライン形式
(お使いのPC、スマートフォン等でアクセスしてください)
題 目:外来語「メリンス」と「モスリン」―文体との関係から―
発表者:杉本雅子氏(神奈川大学他非常勤講師)
題 目:小説テクストにおける、作中人物の心情・発話と地の文との関わり
発表者:石出靖雄氏(明治大学)
概 要:
杉本雅子氏
明治期に日本に輸入された毛織物は多い。その中で、当初「縮緬呉呂」
「唐縮緬」と呼ばれ、後に「メリンス」及び「モスリン」と称される
毛織物がある。「メリンス」及び「モスリン」のように、同一物を指す
二つの外来語が同時代に共存することは珍しい。そこで、文体と語の
関係を手掛かりに、「メリンス」と「モスリン」が同時代に共存した
背景について明らかにしたい。
石出靖雄氏
小説テクストにおいて、作中人物の知覚・心情や発話が、地の文(語り)
の中にどのように組み込まれているのかを検討する。いわゆる三人称小説
(物語世界外の語り手が語る小説)は、語り手(あるいは想定される作者)
が、物語世界の出来事を自分の観点でとらえ取捨選択し言語化して語る
ものである。その中で語り手は、地の文の中に発話等をどのように
混在させ全体を構成しているのだろうか。語り手の個性にも注目して
探っていきたい。
参加メールアドレス登録(9月19日(金)まで)
(会場にお越しの方は申し込み不要です)
https://ws.formzu.net/dist/S83887604/