神戸大学文学部国語国文学会2025年度研究部会(2025年8月29日(金)30日(土)、文学部B棟B331教室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/kokubun/gakkai.html

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


神戸大学文学部国語国文学会・2025年度研究部会プログラム

開催日:2025年8月29日(金)・30日(土)
場所:文学部B棟B331教室


<8月29日(金)>

11:00~12:00 総会
■研究発表会1
13:00~13:45 椎名麟三「邂逅」論――神を契機とするリアリズム――/祝影紅(博士後期課程1年)
13:45~14:30 安部公房「カンガルー・ノート」論/井出智保(博士前期課程2年)
■トークセッション
15:00~17:00 テーマ:『文学と魔術の饗宴・日本編』をめぐって
 昨年夏に小鳥遊書房より刊行された『文学と魔術の饗宴・日本編』は、古典文学から戦後文学、現代サブカチャーまでを視野に収め、日本文学に潜む「魔術」を多角的に抉り出した論文集である。今回はその執筆陣のなかでも中心的メンバーである「神神神」(神戸神話・神話学研究会)のお三方をお招きし、各論考の問題意識や本書刊行の経緯、またこれまでの「神神神」の活動についてお伺いしたい。
〔登壇者〕清川祥恵(佛教大学)/南郷晃子(桃山学院大学)/植朗子(四天王寺大学)/梶尾文武

<8月30日(土)>

■研究発表会2
10:30~11:15 『太平記』における裏切りと降参について/李春洋(博士後期課程1年)
11:15~12:00 『うたたね草紙』における石山寺の聖なる空間と紫式部信仰の生成/藤本茉穗(博士後期課程1年)
■研究発表会3
13:00~13:45 曲亭馬琴『俊寛僧都嶋物語』論――亀王に注目して――/米谷実紗(博士前期課程2年)
13:45~14:30 中古音介母iの日本漢音との対応関係――広東語との対照を通じて――/蒋浩宇(博士後期課程1年)
■シンポジウム
15:00~18:00 テーマ:能狂言研究と日本語学
 能狂言の台本や謡伝書といった資料は中近世の日本語を反映しているとされ、文法史・音韻史といった日本語学研究の分野で活用されている。また能狂言は演劇学の分野から、各時代における受容のされ方やその歴史的背景を解明する研究が行われている。今回のシンポジウムでは、能狂言について日本語学・演劇学の各分野で研究されている先生方をお招きして、双方の観点から能狂言研究及びそれらの資料を活用した研究の今後の可能性を模索したい。
〔登壇者〕中尾薫(大阪大学)/川瀬卓(白百合女子大学)/竹村明日香(お茶の水女子大学)/池田來未

18:30~  懇親会
 ※懇親会は要申込・当日参加も受け付けます