市立小樽文学館:【企画展】没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽(2025年4月5日(土)~6月22日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2025030700049/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

【企画展】没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽

詩人であり、小樽文学館設立期成会のメンバーでもあった木ノ内洋二(1940‐2005)は、小樽市花園町に生まれました。花園小学校、菁園中学校、緑陵高校商業科を卒業し、1958年に明治大学文学部に進学。62年に退学し、小樽に戻ると陣内露山写真館に勤務しました。文学館設立期成会を経て文学館研究員として1978年から2002年まで勤務しましたが病を得て退職。2005年に死去しました。

稲垣足穂や澁澤龍彦に師事し、詩画集などをのこした詩人としての側面、一原有徳や萩原貢らと交友し、話好きで酒の席に現れては語り明かした側面、膨大な知識と広い交友関係から北方舞踏派やジャズ愛好家たちの相談役となった側面、そして文学館創立準備時期から調査研究・展示の基礎作りをした側面など、小樽の地に根を張り、小樽の文化を支えた一人の詩人の足跡を没後20年の節目に辿ります。

あわせて、若者を中心とした前衛的な舞踏や美術が活発に行われた1980年前後の小樽のカルチャーシーンについて、助言者、評論社として積極的に関わった木ノ内氏の言葉を通して考察します。

会期
2025年4月5日(土)~6月22日(日)

休館日
月曜日(5/5は開館)、4月30日(水)、5月7日(水)~5月9日(金)、5月13日(火)