『青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち』出版記念イベント「青山学院出身 近代韓国文学者たちの生の軌跡と文学」(2025年3月15日(土)14:00~16:30、青山キャンパス 11号館1134教室)

イベント情報です。
●公式サイトはこちら
https://www.aoyama.ac.jp/post02/2024/event_20250218_01
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
【AG150】『青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち』出版記念イベント「青山学院出身 近代韓国文学者たちの生の軌跡と文学」
2025年3月15日(土)、青山キャンパスにて、『青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち』(2024年11月発刊)の出版記念イベント「青山学院出身 近代韓国文学者たちの生の軌跡と文学」を開催します。
戦前、青山学院は韓国朝鮮から積極的に留学生を受け入れ、1911年から1948年にかけて、のべ205人が青山学院で学びました。その中には、今も韓国で人気の高い詩人 白石(ペクソク)をはじめ、韓国朝鮮に戻ったのち、韓国近代文学史に大きな業績を残した文学者たちがいます。青山学院創立150周年記念事業の一つとして、「青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち―交流の歴史の記録とその未来のために―」プロジェクト(代表/小松靖彦教授(文学部 日本文学科))では、2024年11月に、その文学者たちを紹介する『青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち』(四六判、256頁、非売品)を出版しました。
青山学院出身の韓国朝鮮の文学者たちの生きざまと文学をさらに多くの人々に届ける目的として、本イベントを開催します。イベントでは『青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち』で取り上げた11人の文学者を中心に、この本では詳しく紹介できなかった文学者たちについても、詩の朗読会、トークショー、ミニコンサートを行います。
▼『青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち』で紹介した11人の文学者
尹昌錫(ユンチャンソク)、李一(イイル)、田栄沢(チョンヨンテク)、方仁根(パンイングン)、呉天錫(オチョンソク)、朱耀燮(チュヨソプ)、徐恒錫(ソハンソク)、金永郎(キムヨンラン)、朴龍喆(パクヨンチョル)、金東鳴(キムドンミョン)、白石(ペクソク)
▼その他業績を残した「青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者」
李根庠(イグンサン)、秦長燮(ジンジャンソプ)、蔡順秉(チェスンビョン)、金溶益(キムヨンイク)、李貞善(イジョンソン)など
概要
日時
2025年3月15日(土)14:00~16:30(13:30~受付)
場所
青山キャンパス 11号館1134教室
主催
「青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち―交流の歴史の記録とその未来のために―」プロジェクト(青山学院創立150周年記念事業)
協力
青山学院大学日本文学会
参加費
無料 ※どなたでもご参加いただけます
プログラム
■開会のあいさつ:山本与志春院長
■第1部:学生による詩の朗読「日本語・韓国語で読む青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たちの詩」
解説:小松靖彦教授(青山学院大学 文学部 日本文学科)
朗読:青山学院大学 文学部 日本文学科3年生、2年生
■第2部:トークショー「日韓文学史と青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たち」
登壇:熊木勉教授(天理大学 国際学部 韓国・朝鮮語学科)、韓京子教授(青山学院大学 文学部 日本文学科)
司会:小松靖彦教授
■第3部:ミニコンサート「青山学院で学んだ韓国朝鮮の文学者たちを想う」
ピアノ弾き語り:沢知恵氏が金東鳴の詩《こころ》(金素雲訳)をうたう
【プロフィール】沢知恵(さわともえ)
歌手、ハンセン病療養所の音楽文化研究。東京藝術大学在学中に歌手デビュー。戦後初めて韓国で公式に日本語でうたい、第40回日本レコード大賞アジア音楽賞受賞。 岡山大学大学院修了。最新アルバム『花はどこへ行った』。最新刊『うたに刻まれたハンセン病隔離の歴史ー園歌はうたう』。 祖父、金素雲は『朝鮮詩集』(岩波文庫)などをのこした詩人。
■閉会のあいさつ:末田清子教授(青山学院副院長、青山学院大学 国際政治経済学部 国際コミュニケーション学科)