第157回(通算189回)デジタルアーカイブサロン「論語と算盤オンライン」~『論語と算盤』の原点を探る(2024年12月13日(金)18:30〜、東京大学本郷キャンパス 経済学研究科学術交流棟(小島ホール)1F 第2セミナー室+オンライン)※要申し込み(2024年12月11日(水)まで(対面))

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://historiansworkshop.org/2024/11/11/jads_das157/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

2024年12月13日(金)、公益財団法人 渋沢栄一記念財団情報資源センター長の茂原暢さんをお迎えし、アートドキュメンテーション学会と共同で「デジタルアーカイブサロン」を開催します。本郷キャンパスでの共同開催は3回目となります。

今回のテーマは、「論語と算盤オンライン」~『論語と算盤』の原点を探る。

渋沢栄一の最も知られた書籍『論語と算盤』(東亜堂書房, 1916.09)は、『竜門雑誌』や『青淵百話:縮刷』に掲載された渋沢の記事を基に梶山彬が編纂したもので、10篇90章の訓話集としてまとめられています。しかし、その成り立ちや刊行時の歴史的な背景について言及されることは、これまであまりありませんでした。公益財団法人渋沢栄一記念財団の図書館・デジタル部門である情報資源センターは、東亜堂書房版『論語と算盤』をデジタル化して公開するにあたり、『論語と算盤』に掲載された各記事の出典調査を行うとともに、編者や出版者についても調査を進め、『論語と算盤』を取り巻く状況の一端を明らかにしました。

本発表では、デジタル化した『論語と算盤』とその周辺情報を公開するためのプラットフォーム「論語と算盤オンライン」をご紹介しつつ、これらの調査について情報を共有し、渋沢栄一に関するデジタル・リソースのあり方について検討を行います。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

催概要
開催日時
2024年12月13日(金)18:30〜

開催場所
東京大学本郷キャンパス 経済学研究科学術交流棟(小島ホール)1F 第2セミナー室(キャンパスマップ)

定員
30名程度(オンライン配信あり)

参加費
無料、事前登録制

話し手
茂原 暢さん Toru Shigehara
公益財団法人 渋沢栄一記念財団情報資源センター長

東京学芸大学大学院修了後、日本近代音楽館の司書を経て、2004年に財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター(現・公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター)の専門司書となる。渋沢栄一や実業史に関するデジタルアーカイブの制作等にあたり、2015年よりセンター長。